Porsche356クーペ レプリカ | 空冷ワーゲン タイプワンBlog

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管理者 K

最近気になるこのキット!

Porsche356AクーペのFRPボディーキット😁


クーペのキットカーもマイナーながら昔からあるのですが、やはり人気があるのはスピードスターやロードスター。
日本でメジャーなのは光岡やインターメカニカですが、インターメカニカはスバルエンジンのみになりましたが、今も尚新車購入可能。

Porsche356レプリカも最近の空冷ポルシェ高騰の波に乗り脚光を浴びて来ましたが、過去今まではPorsche356(本物)自体が決して手に入らないと言うほどの車種でもなかったので、レプリカポジションとしては「趣味のおもちゃ」レベルで、チープ感が否めない車ばかりでした。

普段はひと括りにされる「レプリカ」も、大きく分けると2種類あり
「雰囲気だけ味わえればいいレプリカ」
「入手が困難な車種での忠実なレプリカ」
どちらもレプリカ=偽物なのですが、価値としては大きく違います。


今回のキットも本物がモノコックなのに対し、ビートルシャーシを利用した被せ物構造なので、どちらかと言えば前者寄り。
ただ
レプリカとしては、ビートルコンポーネントを利用する分、組み立て安く、リーズナブルに楽しめる恰好の素材です。

キット自体は完成車ではなく、あくまでボディーキット。
FRPパーツ、ビートルシャーシへ載せる為のサブフレームのみの販売。
ボディーの価格は、ドアやフードなどが付属して、クーペが9000ドル。
VWパン用のサブフレームが3000ドル。
VWパンを使用しない、専用チューブフレームが6000ドル。(日本ではキット輸入での作り物フレームでは登録出来ないので、VWパンを使用する方が現実的)

問題はここからですが…
いったい完成までに幾ら掛かるのか笑

本物用リプロダクトパーツが豊富なPorsche356レプリカの場合、使う(付ける)部品にどこまでつぎ込めるかで、その仕上がりや価値までもが変わってきます。
もちろんベースになるビートルのシャーシ、足回り、エンジンなども必要。
↑この状態でガラスライトが付いて色が塗れたところで、誰が見てもキットカー笑

ガラスは本物用が使えるようなので、リプロダクトで2500ドル(セット)
ダッシュ周りも、メーターやステアリングなどの大物を始め、細かいパーツまでリプロダクトがほとんどあります。
が、どれも高め笑
ざっくりですが、とりあえず車の形にするだけで、部品代が約2万ドル。
そこから、エクステリア・インテリア・ドライブトレインをどこまで拘るか…
本気で拘るなら、356のエンジンミッション、足回りなども取り付け可能🙆

ケチれば安っぽいレプリカになり、つぎ込めば本物にも劣らない356が完成します!

レプリカをレプリカとしてチープに楽しむか、レプリカでも拘って本物に近づけるか。

それでも本物の半値ぐらいでは完成するので、趣味の車としてはかなり楽しめるはず😁