空冷ワーゲンの梅雨明け | 空冷ワーゲン タイプワンBlog

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管理者 K

最近では珍しい梅雨らしい長梅雨でしたが、明けたら明けたでやっぱり暑い…😱
外作業もあるので、雨よりは晴れてる方が良いのですが…炎天下も考えもの…😵💦


ここ最近も普段と変わらず、納車準備・車検・修理・販売車両製作はしていますが、このところ増えてきたのは、修理のご依頼。
季節の変わり目や、梅雨明けのこの時期は乗り出す機会も増え、不調やトラブルの出やすい時期かもしれません😅
特に多いことも、絶対トラブルになると言うこともないのですが、持病や予兆のある車は症状が悪化する季節😁

空冷ワーゲンのトラブルと言うと
「夏=オーバーヒート」
を連想する方も居るかと思いますが、ガレージタイプワンに限っていえば、ほとんどありません😅
すべてが正常であれば、特にオーバーヒートしやすい車でもなく、「水」を使っていない分、暑さには強い車とも言えます👍
ただ、普段から不調を抱えている車に限っては、この暑さが引き金になり症状が悪化したりも。
エンジンばかり思い浮かべがちですが、暑さは樹脂やゴム類などにも悪影響。
特に空冷ワーゲンに限った話ではありませんが、新車から10〜20年経過ぐらいの車であっても起きてきます😅

↓ビートルのステアリングシャフト
白いカラー2つは
高年式ビートル特有の樹脂カラーですが、経年劣化+暑さなどが引き金で、砕け散ることも多々…
(砕けて無くなっている車も多く、正常ならバラす必要もないので、現物を見ることがあまり無い部品w)
シャフトとベアリングの間に付くものなので、このカラーが無くなれば、ステアリングはガタガタに。

空冷ワーゲンのパーツは
今現在でも多くの物が社外品として流通しているので、普段特にパーツで困ることはありませんが、一部の年式毎で仕様が異なる物や、本来破損頻度の少なかった部分のパーツなどは、未だに入手困難な物も…
このステアリングシャフトの樹脂カラーもその一つ。

最近では、アフターパーツの充実している低年式用だけでなく、高年式用パーツの供給も少しずつ充実してきてはいます😁
無ければ無いで今までは何とかしてきましたが(笑)あるならあるで、それに越したことはありません😁

売っているからと言って
「使えるか使えないか」はまた別の話ですが…
確実に減って行くだけの、NOSや中古パーツに期待するよりは、いつでも手に入る社外パーツが多く出回ることは、空冷ワーゲンの明るい未来が開けている証拠😌(笑)