だいぶ前から気になっていた、丸亀製麺。
たまたま車で通り掛かった時、駐車場の空きを待つために道路に行列が出来てるのをたびたび目撃したので、さぞ美味しいのだろうとは思いつつ、駐車場に入るのにも待つのはちょっと・・・ってことで、なかなか足が向かなかったのですが、この日は早目に行ってみようと出かけたところ正解で、駐車場はまだ余裕ありでした。
私がこの日食べようと思ったのは、かき揚げ＋生卵のうどん。
大分のうどん屋さんにはかき揚げってないんですよね。
ごぼう天はありますが。
で、私、玉ねぎやニンジンは嫌いなのにかき揚げは好きという変わり者で・・・(^^ゞ
あと、卵を入れるのは、大分のうどんでも私、生卵を入れますが、特に関東の醤油味のスープは私的にやや濃すぎる事もあって、必ず生卵を入れて味を薄くします。
同じ理由で、牛丼を食べる時も生卵を入れてかき混ぜます。
東京生まれの友人が、「醤油は掛けないの？」と驚いてましたが、味を薄くするために卵を入れるのだから、醤油は掛けません。
で、お店の入り口に行くとこの看板が・・・・
なに？タル鶏天ぶっかけ？
うどんに鶏天が乗っかり、タルタルソースも？
最近は東京でも鶏天を見かけるようになりましたが、私が東京に出て来た頃は東京の人は鶏天を誰も知らず、鶏天の事を話すと、「唐揚げだろ？」って言われてました。
これは鶏天発祥の地の別府育ちの私的にはかなりショックで、別府の定食屋さんなら定番中の定番で、人気メニューのNo,1かNo,2の鶏天定食が東京にはない？！東京は日本か？？！と思ったほどでした。
その鶏天が今やこうして看板メニューとして大きく紹介されている・・・
時代も変わったものだと思うと同時に、予定を変更してこの「タル鶏天ぶっかけ」を食べてみる事に。
初めて入店した丸亀製麺さん、セルフサービスなんですね。
私はハナから先ほどの「タル鶏天ぶっかけ」うどんと生卵に決めてましたが、掛けうどん（素うどん）を注文して、自分好みのトッピングを選ぶ事も可能なシステムです。
で、その「タル鶏天ぶっかけ」うどんと生卵が↓ 870円
鶏天にタルタルソースとは私が知ってる鶏天の食べ方とは違い、私が住んでた頃の別府の人の多くはカボスを絞った酢醤油を付けながら食べます。
このうどんにはカボスは付いてませんが、すだちが付いてますね。
で、この鶏天、めっちゃ美味しいです！
ジューシーで柔らかくて、別府の鶏天でもここまで美味しいのはあまり無いと思います。
タルタルソースも美味しくて、鶏天の新たな食べ方としてアリだと思いました。
うどんは関東風の醤油スープですが、卵を入れなくてもいい感じの濃さで、私的には東京のあちこちで見かける「富○そば」さんのうどんよりはるかに美味しいです。
スープに混じったタルタルソースの事が気になっていたのですが、全然問題なく美味しかったです。
う～ん。。。丸亀製麺さん、予想以上の美味しさで、お昼時に混む理由が分かりました。
ところで、私が行ってた時に、お店の人と小競り合いというほどではないのですが、ご年配の女性が、「釜揚げうどんの冷たいの」って注文したら、お店の人から「釜揚げうどんは温かいのしかないんです」と言われて、「なんで？」って食い下がって、お店の人がたまたまその時作ってた釜揚げうどんの作り方を目の前で見せて、「こうやって作るので、温かいのしかないんです」と言ってました。
なるほど。それを冷したら、釜揚げうどんの良さが損なわれるのかな？？