今から2ヶ月前(12/22)の事です。この日、列車を使って日帰りで、静岡県東部伊豆方面を訪れました。1~2つ前のブログ記事に残しているのですが、三島・伊豆の国両市を経て訪れたところが、以下のJR伊東駅。
熱海駅から、JR伊東線の普通電車に乗り換え約30分。トンネルが多いですが、海岸が時折見える退屈しない車窓を見ているうちに、目的地にたどり着きました。過去に、熱海あるいは、一部の伊豆半島地域には行ったことはありますが、伊東市は全く初めて。(昔はウチの近隣地域でも、CMをしていたので覚えありますが)、「伊東に行くならハトヤ♪」の温泉ホテル以外については、殆ど知らずでの今回初見参です。
伊東駅を降り、古めかしい温泉街を歩きます。・・・が、今回スケジュール都合もあり、滞在可能時間は約1時間30分。とりあえず最低限の目標と観光に励みます。
伊東駅から歩いて約10分。取り急ぎ、訪れたいところにたどり着きました。
この通りに、カラーのマンホールがありました。地域で有名と思われる「城ヶ崎海岸」と「タライ乗り競争」がデザイン。
そして。こちらの古めかしい旅館(東海館)へ。
ここで、昨年12月から配布を始めたばかりの、静岡県伊東市のマンホールカードを頂きました。
デザインは、まさにこの「東海館と浴衣」が鮮やかに描かれたもの。昭和の初めに造られたレトロな温泉宿、時間の関係もあり、玄関先しか外観が見られておらず、以下のマンホール(カード)で、どんな風情ある建物なのか、その全体像を理解しました。
今は旅館としては使われていないということで、観光文化施設となっている、こちらの「東海館」。折角の機会でもあり、入館料を払い、中に入ってきました。
ご年配の地元の伊東自然歴史案内人の方が、直接ガイドしてくださったので、それに沿って、旅館の客室跡等、中を見せてもらいました。
「こんな有名人が利用した」とか、「客室の装飾、彫り物がこんなスゴイものだった」とか、色々事細かに説明頂き、分かりやすかったです。
他、伊東の歴史なども詳しく紹介するコーナーなども作られていたりしているも、短時間では吸収しきれませんでしたが、何よりも、この旅館建物内で日帰り温泉(有料)だけは、今も継続されているとの事、こういうレトロなところでお湯に入れたらよかったと思い、これが心残り。
「東海館」を出て、駅に戻りつつ、海岸を歩いてきました。
この日は寒々とした曇り空。自分にとっては日帰りとはいえ、相当な遠路。いつの日か気候がよい時期に、ゆっくり温泉旅行を兼ねて訪れたいと思いました。
そして温泉の玄関口に見合った、風情のある伊東駅に戻り、帰りの熱海行き電車を待ちました。本題はここまでです。
以降はオマケです。同じく伊東駅にて、自分が戻りに乗った普通電車の、約10分前にやってきた、格好のいい特急。
それは、伊豆急下田駅からやってきた、東京行きの「スーパービュー踊り子号」。
プラットホームで、アテンダントさんが迎えるハイグレードな特急電車。これに乗れたらいいなあ・・・と思いながらも、手持ちには冬の「青春18きっぷ」しかなく、外から眺めただけにすぎませんが。
左はもっとグレードの高い列車「THE ROYAL EXPRESS」、こちらもたまたま一緒に伊東駅のホームに停まっていたので、短い停車時間の間に、一緒にパチリ。
何でも、この「スーパービュー踊り子号」は、間もなく3月中旬をもって廃止となり、新しい観光特急に取って代わるとのこと。このあたり、マニアさんにおかれては、カウントダウンも始まり、盛り上がっているところなのかな??
その他、この界隈を走る、JR東日本や、
伊豆急行の個性ある観光列車たち、
自分のホームエリアでは見られない光景でもあり、今回の本題ではないですが、併せて楽しむことができました。