11/15 長野・伊那谷ドライブで出会った美しき「渡場のイチョウ並木」 | スカイツリーの日記

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そこそこ普通のサラリーマンの日々を綴ったブログです。
名前は未来をこめ「スカイツリー」にしました。

日に日に寒くなってきたので、この景色も今や変わりつつあるのかもしれませんが、できる限り速やかに記録を残していきたいと思います。

 

今から4日前(11/11)の週休日、今秋2回目の紅葉(+ダム)見物をしたく、車で片道2時間弱の、長野県南部(伊那谷・飯田地域をメイン)にさくっと日帰りで訪れました。

 

この日は、午前中別の用事があり、愛知県の住まいからはやや遅い出発、時間の制約の中、中央自動車道を駆使しつつ、出かけられるところは限られていましたが、それでも、この周辺地域の3か所のダムを訪れ、かつ、(お楽しみの!)そこでしかもらえないオリジナルダムカードを頂いてきました。

 

その日、最初に向かったのは、長野県上伊那郡中川村・・・というところ。目的地は、「小渋ダム」というダムだったのですが、その道中に、以下のような美しい風景を見かけたので、思わず車を駐めました。

 

 

以下の道路の脇に若干の駐車スペースがあり、そこに停めたのですが、同じ目的でここを訪れていた方々ばかりの様子でした。

 

 

少し歩いていくと、とても美しいイチョウ並木が!

 

 

ここに、イチョウ並木があることは、全く知らずに訪れていた自分。(ノーマークで下調べはしていませんでした)

これまでにも別のところで、こういった、イチョウ並木を見てはいるわけで、決して珍しい光景ではないですが、(青空の下までとはいいませんが、)静かな山村で、日の光に当たった鮮やかな色をしたイチョウの姿はとても美しく、しばらくの間堪能してきました。

 

 

後で住まいに戻ってネットで確認・復習しましたが、こちらの長野県中川村のイチョウ並木は、「渡場のイチョウ並木」(とばのいちょうなみき)として地域では知られており、なかなかのグッドタイミングで美しい姿を見られたような様子です。

以下は、長野南部エリアでは盛んに作られている「干し柿」とともに。

 

 

以降、ここからはマイブームの「ダムがらみ」のマニアックな話ではありますが、以下のイチョウ並木とともに写る、重厚な古き洋風建造物にも目がいき・・・こちらにも、ビビッとくるものがありました。

 

同様に後でネットで調べたところ、こちらは、1929年(昭和4年)に造られ、80年以上経た現在も稼働を続けている、南向発電所(みなかたはつでんしょ)という、現・中部電力の水力発電所の建物ということが判明。

 

 

この周辺の美しい大河、木曽川や天竜川あたりの流域には、こういったクラシックな造りの「水力発電所」や「ダム」が、今も相当数残っており、現在も稼働を続けているのですが、こちらの水力発電所は、明治~昭和初期の実業家・電力王として知られる「福沢桃介」が、周辺の名だたる水力発電施設とともに、遺していったもの。大切な歴史遺産だと思います。

 

(同氏については、ダムや水力発電所周辺を巡るようになる前(・・・1年ちょっと前)は知らない人でしたが、この道を語るにあたっては大変な有名人で・・・)

 

 

そして、締めは、イチョウ並木とともに写る、雪を被りつつある「中央アルプス」の山々・・・の予定でしたが、残念ながら、殆ど雲に隠れてしまっていました。それでも、雲の切れ間を狙って、この風景をきれいに残そうと頑張っているカメラマンの方々が幾人も待機していました。

 

 

しばらく、こちらのイチョウ並木を眺め、以降、同じ中川村地内の山道を数キロ登り、「小渋ダム」に車で向かったのでありました。

 

 

最後に、今回訪れた、イチョウ並木スポットのすぐそばを流れる「天竜川」。それなりの上流域に来ているかと思います。

(余談ですが、この川の源流が「諏訪湖」だったことは、最近まで知りませんでした・・・)

晩秋・自然いっぱいの長野県山間部の光景を道中で見ながら、至るところで、気分転換や癒しになったりしていました。

 

 

冒頭にも書きましたが、日に日に寒くなってきたので、訪れた長野県周辺の紅葉は見納めかな・・・これからは、さらに温暖エリアであろう、ウチの近隣にも紅葉前線が南下し、近づいてきているのでしょうね。