私に大学時代の先輩と連絡を取るようにけしかけた友人。
彼女に「会うことになった」と伝えると、私より興奮していた。
「久しぶりに会って何話す?」
「仕事何してるとか、どの辺住んでるとかじゃないの~」
「どんな話するのか聞いてみたいわ~」
「じゃあ、来る?いいよ、来ても」
「行かないよ、悪いじゃん。でも、同じ店で様子を覗きたいwww」
これだから、女友達ってやつは(笑)
絶対、行く店、教えない!
そういえば、そんな友人から、
30代前半の時に、男性を数人紹介してもらっていたのでした。
そのうちの一人の男性とは、お互いの知り合いに声をかけて合コンをしようということになった。
その合コンが、最悪だったんですよね!
あれは、約10年前、30代前半の時の事。
3対3で行われた合コン。
私は、高校時代の友人2人を誘っていきました。
行ってみると、相手側は2人しか来てなくて、あと1人、遅れてくるとのこと。
その遅れてきたやつが最悪だったのです。
相手側は、仕事関連の勉強会で知り合った仲間だという。
話していると遅れていた人がやってきた。
彼は、某都市銀行にお勤めの30代半ばの銀行マン。
見た目は、まあ普通。
みんなそろって話をしていたら、銀行マンが
「オレは24歳と付き合いたい。女は24歳が最高」
というではないか!
私たち女性陣、全員30代半ば。
そんな女性たちの前で、「24歳がいい」とか言っちゃうわけ!
デリカシーなさすぎ!
24歳がいいなら、なぜ、今日ここに来た?
ムカつくから、嫌味の一つでも言ってやろうではないか!
「そうだよね~、女は24歳だよね~。
ここにはいないけど。
24歳に好かれるように頑張れ」
だがしかし、私の嫌味は全く通じなかった様子。
24歳狙いには、まったく意味がない合コン。
オマエには時間の無駄だから帰りやがれ!
という私の思いは全く届かない。
さらに銀行マンは、仕事の自慢をしてくる。
「今度、出張でサウジアラビアに行くんだよね。
サウジアラビアは日本人は、観光ビザを発給してなくて、ビジネスで招待状がないといけないんだよ。
キミたちは、行きたくてもいけない国なんだよ」
そこに行けちゃうオレはすごいってか?
ふ~ん。
キミのストライクゾーンに入っていない30代女子に、自慢話しても意味なくな~い。
その後も、「君たちにはわからないだろうけど・・・」と上から目線で自慢話を延々と話す。
私は、そいつの発言に、
イライラさせられていたのですが、
友人たちは、自慢話も「すごいですね」と笑顔で聞いている。
そんな友人たちに申し訳ない気持ちいっぱいで、私、形見狭かったわ。
私の友人、ホントにいい人達で、合コン終わった後に、
「あんな失礼な人がいるヒドイ合コンでごめんね」
といったら、
「いろいろ知らないことが聞けて、面白かったよ」
だって!
君たち、大人だねぇ。
優しさが身に染みる。
私、女友達にはすごく恵まれてる!
もちろん、この合コンで何かが芽生えることはありませんでした。