14歳年上のキヤさんとやり取りしていた同じころ、婚活サイトで年下男子とマッチングしました。

 

私はそれまで付き合った彼や声をかけてくる人の多くが年下で、年下は嫌いじゃない。

それに年下といっても、1~3歳程度だったし、それほど変わらない。

 

でも、そのマッチングした彼は、かなりの年下!

その彼、トモくんはなんと!20代!

14歳年下。

こんなに年下は初めて!

 

さすがに、トモくんから、「いいね」をもらったときは、冷やかしか何かの業者かと思いましたよ!

 

何考えてるんだろ?この人ムカツク

と無視しようかと思ったけれど、

逆に、「何を考えているのか」知りたくなった!

 

というわけで、こちらも「いいね」を返して、やり取りを始めたのです。

 

そうしたら、トモくん、フツーなメッセージを送ってくるわけです。

 

(^-^)「仕事は何をしてますか?」

(^-^)「休みは何をしてますか?」

(^-^)「好きな音楽はなんですか?」

とかね。

 

だが、そのフツーさが、ますます

「この人は何を考えているんだろう?」

と思わせる(笑)

 

でも、メッセージのやり取りはフツーで、むしろいい人そう。

 

そして、メッセージのやり取りを重ね、「会いませんか?」とのお誘いが!

 

会うのはいいけど、14歳年上ってわかってるよね?!

いいのかしら40代の私で?

やっぱり何か他の目的があるのかな?

 

と思いつつ、会うことにしました。

 

トモくんは、ビールが好きとのことで、

神保町にあるベルギービールのお店に行くことに。

 

待ち合わせ当日、

ホントに来るのかな~?

すっごい変な人だったらどうしよう・・・

と思いつつ、待ち合わせ場所に行くと、

これまた、フツーの20代後半、年相応の男子がいました!

 

ちょっと気弱そうな雰囲気だけど、フツーの男子。

中肉中背で、カッコ悪くもなく、カッコ良すぎもなく、フツーな男子。

 

なぜ、こんなフツーそうな20代男子が、40女と会うのだろうか??

ますますわからない。

 

ベルギービールのお店で、

ビールを飲みながら話してみると・・・

 

(^-^)「すっごい好みです!」

 

しーん。「ありがとう。でも、私40代だよ~」

 

(^-^)「年下ダメですか?」

 

しーん。「ダメではないけど、かなり上だよ~」

 

(^-^)「オレ、年上が好きなんです。

前の彼女も39歳だったし、最近まで好きだった人は40歳で・・・」

 

なんと!超年上好きか!

なぜに、そんな年上好きなのだろうか??

 

(^-^)「うちの親も年が離れてるんですよ。

母の方が12歳年上なんで、それが当たり前っていうか・・・

 

なるほど!そういう家庭環境だからなんですね!

 

しーん。「実家で暮らしてるの?」

 

(^-^)「はい、実家で、両親と姉二人と暮らしてます」

 

あ~、実家暮らしですか~。

私、ずっと実家暮らしの方は苦手なのだよね~。

しかも姉二人って、もし結婚したら、超年下姉だわね・・・

 

しーん。「家事とかするの?」

 

(^-^)「うちは、母親が体弱いんで、

今、家事はオレと姉とで分担してやってます。

昨日はオレが料理当番でチャーハン作りました」

 

いい子じゃん!

ちょっとキュンときた!

 

仕事の話を聞いても、一生懸命でさらにキュンとくる!

 

そして、トモくんに聞かれて、

私が前の彼とダメになったときの話をしたら、

 

(^-^)「オレなら、そんな辛い思いはさせない!」

 

っていうではないか!

 

キャー!

そんなこと言われたの初めてかもー!

 

さらにさらに、私がトイレに行っている間にお会計を済ませ、

 

(^-^)「今日は、僕が誘ったので僕が払います!」

 

って、年下男子、やるじゃないですか!!

 

正直、全然期待してなかった。

ネットワークビジネスの誘いかもとか思った。

 

でも、違ったよ!

ちゃんと私をいいと思ってくれてたんだ。

うれしいなハート

 

その日は、うれしい気持ちで別れたのですが・・・

 

でもやっぱり14歳の年の差は気になる。

相手からのアプローチでも、

なんだか申し訳ない気持ちになるんだよね。

 

結婚しても、子供は難しいしさ。

私の方がずっとすっと早くおばあちゃんになるよ。

 

LINEでやり取りしていても、

申し訳ない気持ちと、

共通の話題が少ないのとで、盛り上がらない!


やっぱりさ、年代が違い過ぎると話題も合わないよね。
仕事も趣味も違うからさ。

そんなこんなで、
なんとなくLINEをしなくなり、
トモくんとは二度と会うことはありませんでした。

でも、とっても印象深い男性の一人です。