これまでの婚活を振り返り、
体から入らない!と意気込んで再開したネット婚活。
写真での見た目はタイプではないものの、プロフィールがちょっと気になった人がいました。
年収とかじゃなくて、自己紹介に書いてあった仕事の内容が気になったのです。
その彼、シュウジ君は、3つ年下。
自己紹介には「家を作るお手伝いをしています」とあった。
私も以前は建設関係の仕事をしていたんです。
それで、ちょっと親近感を感じたのです。
シュウジ君からの「いいね」と
メッセージでやり取りを始めたんですが、
そのやり取りもとてもやりやすい。
この人、いいなぁと思っていたところへ
「よかったら、会いませんか?」
のお誘い。
もちろんOKですよ!!と思ったら、
「でも、僕、身長が・・・」
「背は気にしてないですよ。
むしろ、私が普通より高いだけなので」
シュウジ君は、167センチ。
そのくらいの背って普通じゃない?
男性って、170センチと言いつつ、実はない人結構いるよね(笑)
というわけで、新宿のリストランテで会うことになりました。
シュウジ君は、食べ歩きが好きらしい。
「このお店、行ってみたかったんだよね。
食べログでは評判いいから楽しみにしてて」
とのこと。
私は、あまりお店に詳しくないので、お店を選んでくれる人はありがたい。
当日、行ってみると、私の方が先についた。
隠れ家的な雰囲気のオシャレなお店。
実は、予約してくれた名前(苗字)を忘れちゃって、店に入って焦った(笑)
さらに、知らない女性グループのところへ通されそうになった。
予約した苗字が一緒だったのかな~。
そんなこともあり、いつも以上にドキドキしてたところへシュウジ君登場!!
写真よりもちょっと男臭い感じ。
でも話してみると、ソフトな感じでとっても聞き上手!!
これまた、女友達みたいに話しやすい!!
気になっていた仕事の話を聞いてみると、
シュウジ君は建築デザインやコーディネーターをやっているそう。
住宅だけじゃなくて、店舗なども手掛けてる。
大学は、建築では有名な学校で、
大学院時代には海外留学もしてるんだって!!
もうね!
私、それ聞いただけで、シュウジ君がすごく素敵に見えてきた!!
私も学生時代、建設系の学科だったんです。
私の専門は建築デザイン以外の分野です。
それは、その専門分野が面白かったこともあるけど、
建築デザインのセンスが自分にはなかったことも理由の一つです。
だから、自分にはない建築デザインのセンスを持った人は憧れなのよ!!
しかも、それで独立して仕事して、留学経験まであるなんて!!
なんて素敵なのかしら!!
さらには、他の会話も楽しい!!
楽しいとお酒が進むよね~。
シュウジ君が進め上手なのもあって、ワインが進む進む。
そして、シュウジ君は聞き出し上手。
「これまで、どんな人と付き合ってきたの?」
と聞かれ、いつの間にか、これまでのしくじり婚活話を披露しまくってた。
あちゃーだよね
「大丈夫だよ。マキさんならいい人見つかるって」
「えっ?」
あなたは、何のために私に会いに来たの?
会っては見たものの、ストライクゾーンから外れてましたか?
楽しそうに見えて、実は退屈だったとか??
「えっ?あ、オレ、マキさん口説きに来たんだった(笑)」
「別に、無理しなくてもいいけど・・・」
「ホントにマキさん口説きに来たから!」
こんなやり取りもありながらも、
その後も会話は盛り上がり、気が付けば客は私たちしかいなかった。
そして帰ることになり、店があるビルの階段を下りていたら・・・
「ねぇねぇ、キスしない?」
なんですと~!
私、シュウジ君のことは気に入りましたが、
今回はそういうのはすぐにしないことにしてるんですよ!!
「え~、しない」
と近づいてきたシュウジ君の顔をブロック!
よっしゃ!いいぞ!私!
と思ったものの・・・
「え~、しようよ~」
と壁ドンされ、あえなく陥落。
さらには、急激に酔いが回ってきた。
グラグラする電車で帰れるだろうか?
「オレの家、近いからおいでよ」
というわけで、タクシーでシュウジ君の家へ。
でさ、ベロベロによって行ったら、理性外れるわよね~。
こういうパターンで家行ったら・・・ねぇ・・・
やっちまいましたよ!
ネット婚活の再開の際の決意はあっけなく崩れ去りました。
翌朝、すごい二日酔い。
昼まで寝てたかったけど、そうもいかず、吐き気をこらえて家まで帰りました。
酔ってお持ち帰りされて、さらに二日酔いなんて
ダメすぎる、私。
「ありがとうね」とLINEは入っていたけど、シュウジ君こういう目的に違いない。
この人とは次はないだろうなぁ。
と、連絡をせず1週間たった頃、
「連絡くれないんだね。寂しいよ」との連絡が!!
あれ?もう連絡ないと思ったのに。
ということで、シュウジ君との付き合いが始まったのでした。