四国八十八ヶ所カメラ歩き遍路 シーズン1 Day4その3 13番大日寺~16番観音寺 | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

結構にぎわっていた観音寺とほぼ無人の一宮を参拝して出発です。

 

初めて見た琺瑯看板。醤油と綜合調味料と思ったら味一という名前の合わせ醤油のようで、今もあるそうです。

ブラタモリに出てくる地層のような石塀

立派なへんろ道道標 十四ばんは左

石柱やお地蔵さんの台座も道標でsすが、左は常らく寺として右は焼山寺かなぁ。

三浦半島でも見たキャベツ畑の作業車

むかし、えらいお坊さんが地面を杖で突くと豊かな緑の収穫のあった畑を電気を生む地に変えたという伝説があるらしい。

ここを左でよいのか迷ったけど指差し道標がありました。

ここは右

ここも騙されそうになるポイントですがYoutubeで予習していたので迷わず左へ。昔は渡し船がこの橋の左側にあったようです。

でもお遍路シールが相変わらず見当たらず、黄色い地図とGoogle mapを見比べていると地元の方が親切に方向を教えてくれました。それでも方向音痴な案内人は結局迷ってしまいました。

なんとか正しい道に出て少し行くと誰かがこっちを見ています。でも、あっちへは行きません。

壁には別のヒーローたちの遺影が。

先ほどの地元の方がおっしゃっていた池に出ました。

 

徳島県内には昭和以降も工事に関する記録を残す石柱というかコンクリート標が大量に設置されているようですがこんなものも。要は、ここは私道でそのうち、所有権がうちの2m×90mはうちのだからねという主張。この先には○○さんの土地を打ちが預かって管理しているのだからよそ者が手に入れようとあれこれするんじゃないぞ!という趣旨のもっと生々しい看板もありました。掲載は控えておきます。

そうこうしているうちに本日2か所目の札所、第十四番常楽寺。

山門の内側の写真は控えるというこのシリーズの方針を破るのはもう何度目でしょうか?でもあまりに特異な景色と思ったのでお許しを。

境内の地面もは岩だらけ、参道の階段も自然石をそのまま削って作られていました。

 

石垣もこんな感じで見ごたえ抜群。ゆっくりしたかったお寺の一つです。

十五番へ。

 

狛犬さん

股間にハチの巣が。

14番から15番はとても近いのですが、それでも迷いました。

ここを下りてきたのだったかな?へんろ道は右。

カラフルなお堂。

六地蔵板碑。実物でも写真でもわかりにくいのですがお地蔵さんが線画として刻まれていました。一番古いということ謳う看板が多いのですが、最も新しいことを示すという調査研究も重要ですよね。

15番札所 薬王山国分寺

八十八ヶ所すべてが真言宗のお寺だと思っていたのですがここは曹洞宗。そもそもお遍路自体が真言宗の修行というわけでもなくいろんな民間信仰を含めながら形作られてきた歴史があるからなのでしょう。気づいていなかったのですが12番の藤井寺は臨済宗なのだそうです。

 

五七桐紋と菊紋。格式が高いのですね。(よく知りませんが ((あやうく知らんけどと書きそうになった。

では十六番へ。いそがしいそがし。直進したのですが、違うと思い戻って看板を見ると車両は直進して下さい。と書かれていました。なので白塗りされた右へ。

左へ。

ここもうっかり直進してしばらく行った後、戻ってみたらカーブミラーの柱に右向きのお遍路シールがありました。お地蔵さんの右側も右を差した指差し道標でした。

今日のラスト、第16番札所観音寺到着。

路線案内図。2駅分を丸2日かけて歩いたことになるのですね。時々顔を合わせているフランス人のグループは13番大日寺横にあるこの看板主の旅館に入っていったので今日は短距離なのねと思ったら、16番に先に着いていておそらく旅館の車と思われる車に迎えに来てもらっているようでした。賢いというかよく調べてたなと感心。明日の朝もここまで送ってもらうのでしょう。もしかしたらuberを利用しているのかもしれませんが。

今回の宿はもうすぐ。

民宿に着きました。

豪華な料理が人気のお宿です。

 

本日の歩行距離:約26km 歩行時間:約9時間 (休憩時間を含む)