三菱の骨董コンクリート蓋 | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

さいたま市大原サッカー場近くにあるという三菱の蓋を見に行ってきました。

 

さいたま新都心駅から向かいます。旧与野市との市界も近いのですがマンホール的には旧大宮市内でした。

草むらのヒーロー

ジャマイカン

もじゃハウス。 飲み込まれつつあります。

いい配管を備えた送水口

 

ちょっとポツポツしてきました。再生水の消火栓蓋。

 

見沼代用水を越えます。

 

JGD2011(新測地系)の測量鋲

 

かなり降ってきました。荒川左岸南部流域下水道の再生水の蓋。

 

ありました。

 

スリーダイヤをダイヤ穴で囲むコンクリート製蓋人孔縁隗付き。いい蓋です。

なんでここに三菱蓋が?というとさいたま新都心駅近くに1934年に開設されたという三菱鉱業(現三菱マテリアル)の鉱業研究所に関係するのでしょう。そこで出た排水を見沼代用水を伏せ越して芝川に放流するための私設下水道があったのかもしれません。この研究所にはその後、原子炉がおかれたそうで、汚染問題も色々あったそうです。(三菱マテリアル社の公式解説ページ)ということは、このマンホールにもあんなものやこんなものが...などという根拠のないデマを書くのはやめておきましょう。

 


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