尼崎散策 本編 その1 | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

唐突に決まったにもかかわらず関東を中心に6名集まった発作的尼崎散策。その道のプロによるガイド付き豪華プライベートツアーに参加できました。この地にゆかりの方もいるし、各界?の第一人者もいたりして本当に贅沢なひと時でした。いろいろ丁寧に教えていただいたのですが、ちゃんと吸収できていない部分も多いと思うので聞きかじりの劣化コピーを記述することは控えめにしていつものスタイルで。

 

駅前の案内地図。土地の成り立ちや開拓史などここだけでブラタモリ1回分くらいの怒涛の解説。皆さん詳しいなぁ。管理人は関西人ですが知らないことばかり。

 

昭和大典記念の時計台をチラ見して出発です。

陸軍の星と海軍の錨の組み合わせは在郷軍人会のもの。

台風の時の推移を示すポールも聳えています。普通だったら、こんなところまで水が来たんだねぇで終わるところ、ああOPなんだね。となるのが参加人の変態度を象徴。大阪のOらしいのだけれど後で調べたら標高に使う東京湾平均水位(T.P.)ではなく大阪湾最低潮位(Osaka Peil)のことらしい。

 

散策開始直後、最初の見どころはやはりあのレンガ構造物。(橋の欄干の曲線も素敵だけど)

その前にほんのちょっぴり鉄分補給。

 

元は発電所だったという阪神電鉄の現役倉庫。なかなかうまく撮れません。

 

最近のルーチンとして煉瓦を見たら刻印を探すということをやってみるも特に見つからず。

歩鉄の達人さんのHPによれば長丸の刻印があるらしいのだけれど、そのHPに載っている写真を見てさえ見分けられない節穴。。。

 

あまり歓迎しているようには見えない招きウサギ。元鍼灸院だそうですが、営業していたころはもっと愛嬌が良かったのかな?

まさに襲い掛かろうとしている険しい表情の相方。

 

尼崎城天守閣"再建"中らしいです。

 

旧尼崎警察署

裏口の門前の橋も立派な御影石の石橋。

 

1933年3月の竣工尼崎市立高等女学校の校舎を再利用したという文化財収蔵庫へ。

 

さりげなく敷地内の片隅に置いてある手水盤(?)。昭和十一年一月 ダンサー一同。ダンサーってどこのダンサーだろう。宝塚?

 

膨大な収蔵展示品から一部分を。

 

木製水道管

 

鋳鉄製水道管。昭和3年製。市章が小田村合併前の旧市章(前々回記事参照)

 

発電機

阪神急行電鐵(阪急)路線図。論より證據、是非!一度乘って見て下さい!!

尼崎に田園都市があったとは知らなかった。あの立花駅前の放射状、同心円状の道路はそういうことだったのね。

理想的健康田園住宅地 橘土地區劃整理組合。

工場の絵が描かれている薬の広告は珍しい?昔のロート製薬のCMは本社ビルだったかな?

 

今回の散策の最初にもあった開拓史をおさらい。

 

弥生時代の飯蛸の蛸壺。たくさん取れたら干したりしたんですかね。

 

廊下を見上げたところ。でんわ☎でんぽう

ダストシュート。

八角型の窓もおしゃれ。

 

とても見尽くすことが出来ない数の展示物でしたが次の目的地に向かいます。

 

道端にトヨタのエンブレム。

 

県章ではなく県旗が入っている蓋。

「兵庫県」の文字も入っているので県旗を知らない人にも優しいロゼッタストーン蓋。

 

いままで関心を持ったことのなかった電柱の識別標(とでもいうのかな?)。

 

続きます。

 


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