文京区本郷の旗竿ボックスの蓋 | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

路上文化遺産データベースの「林文庫」に収載されている文京区の旗竿ボックスを見に行ってきました。

詳しいことは分かりませんが、地域の祭りの際に幟を立てたりするための穴の蓋ではないかと思います。

まず、本駒込にあったという蓋を見に行ってきましたが、残念ながら見つけられませんでした。

次に行ったのが「岐」と書かれた蓋があったという本郷一丁目。

ありました。山偏が掌のようで面白い蓋です。


大きさは計っていませんがこれくらい。


近くにこの坂の説明板がありました。「岐」の由来は小笠原壱岐守の屋敷にちなんだ坂の名前のようです。「壱」の字が無いのが依然謎ですが。


先ほどの蓋よりも少しだけ坂を上ったところにさらに二枚ありました。右側の蓋が、データベースに出ている蓋と同じもののようです。


これらの蓋とは直接の関係はありませんが、付近に都章付きの角蓋(縁石付き)もありました。


このあと、「本一」と書かれた蓋があったという本郷二丁目にも行っていましたが、見つかりませんでした。

せっかく近くまで来たので東京都水道歴史館前の右書きで「水道」と書かれた骨董蓋を確認。



道路の改修工事が迫っています。この蓋の無事を祈ります。


もう一枚(一組)も。


角蓋つながりということもないのでしょうが、なぜか今まで気づいていなかった大型の都章つき角蓋にも出会えました。順天堂大学付近。


この蓋の無事も確認。「伸縮管」onお茶の水橋
写真は撮りませんでしたが、もう一枚も無事。


角蓋三昧でした。


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