一宮の古いマンホールの蓋探しのはずが送水口  | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

以前、それらしき蓋の見つけられなかった一宮市でリベンジ散歩。(過去記事:一宮市で燈孔探し

と思ったのですが、やっぱり駄目でした。
以下のような、楽しい感じの蓋はあるのですが、昭和初期の創設時期をうかがわせるような蓋は上下水道とも見つかりませんでした。




しかしながら、思わぬ収穫が。

なんと、STANDPIPE表示の単口送水口が。


NIPPON KIKAI KOGYO CO.とあります。ネット検索してみると予想通り、ブログ 送水口倶楽部さんの記事が。「大阪神戸、2013秋の陣。日本機械工業さまの二つの送水口を比べてみるの巻。

今回の物件は、プレートの下側が壁のでっぱりにぶつかる位置にあるため、切り取られています。なので、肝心のロゴが付いているかどうかの確認はできませんでしたが、送水口倶楽部さんの記事にある、日本機械工業製の2つの送水口とは、鎖止めの形が違うような気がします。同ブログ管理人のAyaさんに是非、現地での確認をお願いしたいところです。

(2016.1.10追記: 送水口師匠による現地確認記事が発表されました。→低層銀行建築に至宝が眠る・前編 後半も凄いです。)

この物件があったのは尾張一宮駅前の3階建てのいちい信用金庫の真っ白なビル。ウィキペディアによれば、1966年に建てられた建物だそうです。