渋谷の神宮前5丁目30-3付近の交差点の角に「水道用地」の標石があった。
(写真がぶれてしまったので後日差し替えなければ。。。)
Google のストリートビューの中央と右側に写っているものに水道用地と書いてあり、左の一本は都章付きです。
↑クリックでストリートビューが開きます。
左側の都章付き杭はこちら。
この道をまっすぐ左に進むと暗渠上の橋の上に有名な「消火用吸水孔の蓋が2枚あります。
この蓋の役割等に関する突っ込んだ考察について第二回マンホールナイトで発表があり、その時のプレゼンテーション資料も公開されています。→「マンホールナイト発表資料・参考文献
」(rzeka氏)
第一回マンホールナイトでの清水氏による講演にも登場しておりこちらは動画があります。「古書カフェくしゃまんべ・20111102マンホールナイト15
」
橋を越えて振り返ったところ。左手に見える角蓋と右側奥の立て看板の下あたりに見える影がその蓋です。この道沿いには上のような都章付きの杭がいくつかありました。
そこでふと思ったのが、このまっすぐな道、かつては水道の重要幹線の走る水道みちだったのではないのかなと。。。そして、水道管が橋の下を通るところに空気弁があって、その弁が消火栓としても使えたとか。。。でもなぜか消火栓ではなく吸水孔と書かれたとか。。。 いや、まったくの妄想ですけどね。
一応、古い地図で確認してみましょう。
「東京府豊多摩郡澁谷町平面圖(大正15年)」赤い線で示したのが上の写真の道路。八千代橋の上に問題の蓋があります。
現在は、青い線のところに道路があり、水道の大きな蓋はこちらに並んでいます。