下関の下水蓋 | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

Sergey Yanapongski氏のHP「 街を読む」の記事 によれば、下関市の下水道は明治時代に設置されたものの、昭和初期にはほとんど使い物になっていなかったとか...せっかく作ったのに誰もメンテナンスしなかったんですかね。同市の公式HPも下水道事業は昭和33年から始まったと、当時のことにはいっさい触れていません。というわけで、短時間の探索で古蓋が見つかるとはとても思えなかったのですが、せっかくの機会なのでうろうろと。

で、いきなり。こんなものが。えっ? 燈孔?



な、わけがありません。ただの制水弁でした。ややこしい錆び方しないで欲しいなとも思ったけれど、サイズ(直径約20cm)といい、鍵穴の形といい、とても燈孔らしくありませんでした。
 


気を取り直して。。。下水紋章。「下水」の文字の中に市章を入れた正統派ですね。



地紋の方はいろいろと...



ちょっと珍しい、下水用制水弁。しかも萌え点付き。



有名なフグの蓋はいろいろな大きさがあり、それぞれ微妙なデザインの違いがありました。縮尺は適当ですが、大きい順に並べてみます。(他の大きさのもあったかも)