広島の青蓋 | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

広島と言えば、カープ坊やの蓋が超有名。もしかすると日本で最も人気のある色蓋の一つかもしれないですね。私はへそ曲がりなので、↓↓の千羽鶴蓋の方が好きですけれど。


実は、広島市内には恐ろしく地味な蓋ばかりで、カープ蓋やこの折鶴の蓋も中心部(繁華街や住宅街)から少し外れた駅周辺や球場周辺に限られているようです。

今回、まず見に行った色蓋はこのカモメ蓋。やはり市内の端っこ、宇品港の周辺にありました。カモメと波が一体となった面白いデザインですね。


そして、広島の最新色蓋として話題となったこの蓋。確か、設置の様子のがネットで動画公開されていましたっけね。素敵な青です。


この蓋、のデザイン、良く見ないで近未来的なビル群か何かと思っていました。
多分最初に見たものがこんな感じ(↓↓)で横向きで紹介されていたせいかもしれません。


でも、実際は日本最初の国産乗り合いバスなのですね。


この蓋があったのはJR横川駅付近です。この辺は平成の大合併以前から広島市内だったと思うのですが、何故か市中心部と違って色蓋がたくさんありました。しかも青が多い。青は好きな色なので嬉しいです。






基本通り黄色い消火栓にも青が使われています。


横川駅から南下したところに、以前の記事 で触れた「大正3年設置下水管ストリート」がありました。その記事に書いたように特に古い蓋は見つからなかったのですが、「中国・地域づくり交流会」というHPにこんな記事を見つけました。

飯田信三氏 (道路の鉄人) 広島の道路にあるマンホールの全てを知る男

中段より少し上の「マンホールの蓋 広島市編 下水道」の3枚目の写真には「配管は大正3年の敷設となっていたので、蓋もそのころの物だろう」との説明。確かかどうかわかりませんが、同じ道のことかもしれません。で、その写真、大きさが分からないのですがもしかしてもしかして燈孔? この記事は10年前のもののようですが、当時はこの道筋に3つあったとか... 惜しいことです。

こちらのもみじは、色蓋は見つからなかったのですが、さすがに紅葉ですから青ではなく赤い色が塗られているようです。


いやあ、このブログ始まって以来の色彩だ。