11日目、4大関の取り組みの内、結び前は琴ノ若対尊富士戦、そして結びは貴景勝対大の里という期待の2番となった。

 

結果は尊富士が一気に寄り切って勝利。

琴ノ若はもっと仕切り線に近づいて圧力をかけた方が良かったのではないか?あの間隔は尊富士に有利だったと、素人的には思ったが。

兎も角11連勝とし、60数年を経てあの大鵬の記録に並んだ。

 

大の里も押し出して勝利した。

今の貴景勝には大の里を一気に押し出す力が無かった。

 

若い力は勢いに乗ると怖い。しかもともに大関初挑戦だ。

 

二人は今日も大関戦だ。

尊富士は豊昇龍、大の里は琴ノ若戦だ。

 

尊富士は豊昇龍戦は気を付けなければならない。

豊昇龍は手ぐすねを引いて待っている感じ。

数場所前も当時の新入幕落合戦を制して優勝し大関に推挙された。

 

大の里は初場所に琴ノ若戦を組まれて初顔で投げられて負けた。

その時の経験があるが、琴ノ若も昨日の敗戦を雪辱に燃える。

勝てば優勝争いに希望が持てる。

 

どちらも負けられない。

 

残り4日間、どの力士も勝ち越しを目指して最後の胸突き場だ。