大相撲12日目、大関を狙う3関脇は揃って負けた。
豊昇龍は3敗目、大栄翔、若元春は揃って4敗となった。
これ以上負けると大関取りは黄信号から赤に変わってしまう。
その上今日から3関脇の直接対決、巴戦が始まる。
誰が勝ちのこるか？3すくみになるのか？
正念場だ！
そして優勝争いは、1敗の錦木は親入幕の湘南乃海への強引な攻めで墓穴を掘り2敗目。
2敗の北勝富士は苦手豊昇龍を押し出して2敗を死守。
2敗は平幕の二人となった。
注目の新入幕の伯桜鵬は小結阿炎との初対戦。
どちらも負けられぬ1戦は3度立ち合いが合わず、4度目で成立。
阿炎が突いて出て土俵際へ押し込んだが粘られて引いてしまった。ここから伯桜鵬の逆襲が始まり最後は押し出されて土俵下まで吹っ飛んだ。
阿炎は同じ負けるのしても最後までついて出るべきだった。
今場所の不調が現れていた。
一方、伯桜鵬は土俵際弓なりになりながらも良く残し、逆襲した。
引きも計算していたと思え慌てなかった。3敗を死守した。
しかし、土俵の俵で痛めている左肩を強打したように見えた。
今日に影響しなければいいが。
それにしても強い気持ちの持ち主だ。
今日は2敗の錦木と3敗の伯桜鵬が対戦し優勝争いも熾烈だ。
まるで高校の先輩・逸の城の新入幕時の優勝争いの再現のようだ。
優勝争い、大関争いと相まって残り3日間毎日が目を離せない。