大相撲5月場所は新小結の大の里が12勝3敗で初優勝した。

初日から横綱大関関脇陣が総崩れという大波乱の幕開けとなった。

最後まで上位陣が立て直しが出来ず新小結の大の里が優勝となった。

先場所の新入幕の尊富士の優勝といい上位陣と下位の力士との力の差が少なくなったいる。

関係者は番付の崩壊とも言っているが今、平幕に元大関の朝乃山、御嶽海、正代、高安、そして今場所角番だった霧島がいる。

5人もいるのだ。

しかも大関在籍が長くない。それも物語っている。

 

この中から次期横綱が期待できるのか?

貴景勝が綱取りに2度失敗し、霧島も失敗したうえ大関陥落と体調と精神面が不調となった。

今の大関陣からは琴桜と豊昇龍が一番近いと思うが共にまだ力強さがない。

やっぱりうまさもそうだが横綱はやはり力強さが必要だと感じる。

 

そういう意味でも今いい一番期待が高まってきたのが大の里である。

1年後にはそれが実現されているかも知れない。

否、実現させて欲しい。

気が早いが来場所の予想番付がある。

どうかな?

 

 

遂に千秋楽を迎えた。

今場所は上位陣が締めてくれるだろうと、初日は期待したが大荒れの開幕となった。

そんな最後までピリッとしない中、新小結大の里が期待通りの活躍で14日で一人3敗を守ってトップで千秋楽を迎えた。

 

もちろん勝てば優勝だが先場所の尊富士のように初優勝を決めるか?

 

3敗だった大関琴桜は楽勝と思われた阿炎に敗れた。

今場所は改名し絶対優勝したかったはずだ。可能性は極めて低くなった。

その琴桜を倒した阿炎が千秋楽の大の里の対戦を組まれた。

今日勝って決定戦に満ち込むか?

そうすれば巴戦の可能性もある・

千秋楽も荒れて終わるか?

 

果して?

 

十両は若隆景と阿武剋との1敗どおしの対戦を若隆景が制して一歩前に出た。勝てば初の十両優勝となり、幕内復帰となりそうだ。

阿武剋も新十両として立派な活躍だ。

幕内でも活躍が出来そうだ。

 

遠藤は2敗を守り幕内復帰は確実とした。

さすがだった。

 

大相撲も大詰めの13日目。

3敗が4人の内、琴桜と大の里がともに勝利して10勝3敗とした。

敗れた湘南乃海と欧勝馬は4敗に後退し、4敗は5人。

 

残り二日、優勝戦線は4敗まで下がるか?

期待どおりというか、大の里は新入幕から3場所連続の二桁勝利を上げた。

立派であるし期待どおりである。新小結は殆どが一度ははね返されている。

それだけ前半に横綱大関関脇に当たる地位だけに。

これはもう、関脇の地位ならば大関に推挙!という成績である。

 

さて、星取表では三役欄が4つも空白になっている今場所であるが、正さに上位陣と若手中堅の差がなくなってきている。

九州場所あたりでは新顔登場となっているかどうか?

 

十両では1敗同士の遠藤と阿武剋が対戦し、浴びせ倒しで阿武剋が勝利。またとんでもない新人の登場だ。

そして若隆景も1敗を死守。

その二人が今日激突する。勝った方が優勝に近ずく。

そして2敗の遠藤は志摩ノ海と対戦。おそらく2敗を守るだろうから千秋楽の相星決戦もありか?

休場していた伯桜鵬が復帰し何とか4勝5敗4休みとした。

下が6枚なので5勝はしておきたい。

それにしても前半に痛めた上腕は厳しいなあ~。