我々東京ホルモンズは、「匠」は付くべくして付いたと思ったB食家集団である。
匠誠＠新宿 五粒目を食わせたオトコの話。
2017年2月13日
すし匠グループに新店が誕生しました。
匠誠＠新宿 デス
思えば僕が初めて
四谷のすし匠に行ったのは2013年の6月でした。
あの時の席は
初訪なのにナゼか上手いこと中澤親方の前でした。
やはりその後
一年くらいはほぼ一番奥の席
その日の常連さん具合によっては
入り口寄りの親方寄り。
今でこそ
行けば手前の常連席ですが
そこまでの道のりは結構長かったのです。
その間長い事お世話になったのが
当時四谷の二番手だった誠さん。
親方と誠さんの間には
今では銀座を
いや
東京を代表する鮨職人となった
鮨あらい の親方、祐一さん
今思えば超激豪華キャストよね。
誠さんはその後
六本木の村瀬立ち上げに加わったり
船に乗ったりしてたそうです。
荒木町でほにゃららするなんて話も耳に入ってましたが
この度「すし岩瀬」さんが移転することになり
その後に匠誠として店を構えたって流れの様です。
長い事スーパーセカンドとして
あっちこっち
なんなら世界中を渡り歩いてきた誠さん
「まだ開店間もないのでバタバタしててすみません。」
とかおっしゃってましたけど
アナタだからその程度のバタバタで済んでるんだと思います。
率直に思いましたよ
流石だな。って。
ツマミは四谷より日本酒向きだね。
最近このタイプ好きです。
握りも文句なし。
あー、中澤親方の握りってこのサイズ感だったよなーと
思い出させてくれるものでした。
でもってコレ。
当時の四谷ではあまり出なかった蟹。
毛蟹をほぐしてミソと一緒にして整形して殻に戻したやつ。
蟹は大好きだけど
ムクのが嫌いなオレには最高のやつ。
ま、ジャパるよね。
そのあとも
呑める握りに
呑め過ぎるツマミ
ジャパンにドンピシャな握りに
ジャパンを加速させるツマミ
一緒に飲んだ事ないけど
誠さんはそーとー飲む方だと聞いてます。
酒が好きなヒトだからこそわかる
「そう！今欲しいのコレ！」
ってのがドンピシャで出てきます。
茶碗蒸し。
ホジくってみると
桜海老が隠れていたり
茶碗蒸しまでツマミ仕様です。
ホントわかってるねー
三週間熟成マカジキだと？？
只今マカジキブーム真っ只中のオレです。
「コレなんだと思います？」と聞かれて
まんまと正解です。
大トロもウマイ！
穴子もウマイ！（ココまでで一通り）
初めて来たし
オープン6日目だけど
言っちゃおう、言い切っちゃおう。
すでに貫禄すらあるね。
あともう一つ
流石だなーと思ったことがもう一つあるのよね。
オレ基本焼酎の水割りなんだけど
酒が無くなってグラスを置くとき
氷が「キャシャン」って音するじゃん。
あの音に反応できる親方って
今オレが行ってる鮨屋さんでは
匠進吾の進吾さんと
ココ匠誠の誠さんくらいなんだよね。
中には数回に一回反応してくれるヒトもいるけど
打率10割はこのお二人だけなんだよね。
しかも誠さんはオープン間もないバタバタ状態でもこの打率。
女将さんの接客もサッパリしてて気持ちがイイし
お会計もいつもの感覚よりずいぶん安いし
匠誠
また通う店が一軒増えちゃいました。
そーいやオレに 五粒目のイクラ 食わせたの このヒト じゃんね！
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店名 匠誠
場所 新宿
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