我々東京ホルモンズは、肩にシップ貼って寝たら
翌朝余計肩が凝っていたB食家集団である。
また少し遠のく昭和 大黒屋@業平の話。
高さ、色、角の削れた具合。
完璧なコの字カウンターだった。
トイレの水洗タンクが頭上にあり、鎖を引いて流すトイレ。
エコから掛け離れた、巨大な湯沸かし器。
大きな暖簾。木戸。
完璧な酒場だった。
温厚そうで、酒の作りかたには厳しい店主。
怖そうで、実は優しい女将さん。
決してウマイとは言えない肴。
絶対マズイとは言わせないレモンハイ。
白、黒、ハーフ&ハーフを選べ、ジョッキから注がれる生ホッピー。
全てが揃って、この酒場だった。
業平 大黒屋
現在、女将さんの体調不良で休業中とあるが
事実上、閉店らしい。
料理担当の女将さんと
酒担当のオヤジさん。
「酒だけでいいから、店開けてくれ。」との
常連からのリクエストに、オヤジさんは首を縦に振らない。
オヤジさんと女将さん。二人揃っての大黒屋なのであろう。
レモンハイをレモンサワーと頼むと、「ウチにはそんなもんない!」
8:30から注文できる中華そばを、ラーメンと頼んでも、「ない!」
一本筋の通った、頑固な店に思えるが、常連を大切にし
我々の様な新参者でも、数回通えば、とても親切にしてくれ
店を後にする時は、心の底から「ありがとね。」と言ってくれる。
日本一ウマイ、レモンハイ。
本当にもう飲めないのか・・・
木戸の隙間から流れ込む、心地よい昭和の風が
また少し遠のいた気がした。
【大黒屋の思い出】
http://ameblo.jp/tokyo-horumon/entry-10806599174.html
http://ameblo.jp/tokyo-horumon/entry-10753734531.html
http://ameblo.jp/tokyo-horumon/entry-10736548049.html
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http://ameblo.jp/tokyo-horumon/entry-10542669170.html
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店名 大黒屋
TEL 03-3623-1665
住所 東京都墨田区業平4-6-19
交通手段 押上駅から422m
営業時間 17:00~21:00位
食べログ http://r.tabelog.com/tokyo/A1312/A131203/13083688/
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なんとかならんかのー。飲みたいのー。レモンハイ。