かなり時間差になってしまいましたが(4,5日程)
雲仙を周ったときの記事をアップします。
ちなみに今は、今回の旅の終着地である
鹿児島(父親の実家)でゆっくりしておりますm(- -)m
↓写真は島原城
これまでいくつかのお城を見てきましたが、かなり立派な作りのお城でした。
島原市内を抜けて
しばらく国道沿いに南下すると↓のような標識が・・・・
ここはあの雲仙普賢岳噴火の被害を受けた地域
↑噴火によって出来た平成新山(日本で一番新しい山)
山肌には火砕流の爪痕を見ることが出来る。
↑雲仙岳災害記念館
この記念館内には火山の仕組みや火砕流の疑似体験施設(?)など
普賢岳噴火に関するさまざまな展示物がある。
ただ、この記念館の入場料は・・・・驚きの¥1000円(旭山動物園より高い
)
券売機に表示されたその値段を見た瞬間
入るかどうかかなり戸惑ったが・・・・入った手前あとには戻れなかったのと
普賢岳噴火について少しでも知りたかった勢いで購入する。
入館してすぐに1000円という遊園地並み入場料の正体を発見する。
それは
普賢岳噴火のようすを体感出来る平成大噴火シアターという代物。
このシアター、当時の様子を再現したCG映像に連動して床が動き
さらには温風が顔に吹き付けるという“某ネズミーランドー”ばりのエンターテインメント施設なのだ・・・・
噴火の恐ろしさを伝えたいのはわかるけど・・・これではパロディーに近い
これだったら、同じ館内にひっそりと展示・上映されている
陸上自衛隊員が撮った雲仙岳のレポートや
火砕流に呑み込まれて亡くなられたカメラマンが撮った最後の映像の方が何十倍も価値があると思う。
何ともすっきりしない思いで記念館を後にし、旧大野木馬小学校へと向かう
ここは火砕流で受け廃墟となった小学校を、当時の姿のままに残し公開している。
火砕流の熱(約800度)で変形した鉄棒
“百聞は一見にしかず ”
とはまさにこのことで噴火の恐ろしさを肌で感じることが出来た。
ただ、旧大野小学校に行くには
約3キロの坂道を登らねばならず・・・自転車だとかなり大変です。(自転車で行く人はそう多くないと思いますが
その後、雲仙岳災害記念館の近くにある道の駅“みずなし本陣ふかえ”へ向かう。(この日の寝床)
実は、この道の駅にも普賢岳噴火の脅威をまざまざと感じることが出来るものが展示されている↓
それは土石流の被害によって埋もれてしまった住宅
当時のようすが、ほぼそのままに保存・展示されている。
自然を前にして人間がいかに小さな存在かということを痛感した1日でした。