ただ、今回に限り、彼女が神奈川県在住とい
う条件が付きます。もし、この手が使えなく
ても、こういうサプライズもある、というこ
とで、今後のデートプランの参考にしてく下
さい。
因みに、このサプライズは、かなり受けます。
意外性、君への企画能力へのリスペクト、将
来、君と旅行に行っても、いいかも、という
勘違いを生み出す伏線なのです。
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さて、
美味しかった。
なんか、体にいいもの食べたってかんじがす
るよね。という満足感とともに、お店を後に
します。いつも、ご主人とその息子さんが丁
寧に見送ってくれます。
さて、周りに煌めくラブホのネオンには、目
もくれず、「デザートを食べに行こう」と、
彼女と地下鉄湯島駅を目指しましょう。歩い
て、数分。
彼女の頭の中は、少々混乱。
「デザート食べに、地下鉄で??」しかも湯
島から大手町へ向かう。大手町のホームで、
暫し佇む。
彼女は、不安になる。
「えっ、なんで、こんなところ(メトロの駅)
で待つの?」
「まあ、いいからさ。僕を信頼してよ」
「???」
てな、時間が5分くらいあっていいかも。
目の前では、地下鉄がきて、サラリーマンが
次々と家路を急ぐ。彼女の不安がピークに達
する頃、それは、来る。
そう、それは、青い小田急ロマンスカー。
地下鉄のホームに、ゆっくり滑りこんでくる。
それを見た彼女は、すべてを理解して、満面
の笑み。
「そうだよ。これで帰ろう」
さあ、ここから僅かの間だけれど、彼女との
小旅行が始まる。席は、もちろん、指定席。
二人並んで座る。そこで、前の席のテーブル
を倒し、ケーキの箱を開ける。周りは、品よ
く、静かに本を読んだり、お酒を飲んで、お
つまみを食べている人達がいるので、はしゃ
ぎすぎなければ問題なし。2人席だしね。
ロマンスカーは、表参道に停まり、代々木
上原までは、「地下鉄」だ。「代々木上原」
を過ぎると地上にでて、そのあとは「町田」
まで、ノンストップ。大手町からわずか1時
間弱だけれど、とても楽しい時間が始まる
予感がする。
例え、彼女が見慣れた風景でも、これは、
「非日常」ですね。2人で、流れゆく風景を
見ながら、ケーキを食べる。もちろん、お
互いのケーキを「あーん、パク」。彼女は、
カフェラテ、僕は、スミノフアイス。
「なんかさ、夜汽車に乗って、2人で逃避行
するみたいだね」
なんて軽口を言っても、彼女もご機嫌。
「ね、今度、ロマンスカーで箱根に行かな
い?」
「箱根に、すごくお洒落で美味しいオーベル
ジュがあるんだ」
などど、軽く口説けばいい。彼女の態度がま
んざらでもなさそうなら、今度のデートの時
に、「そうそう、この間話した、箱根のオー
ベルジュなんだけどさ、、、」と誘うのも楽
しい。
ここで、忘れずに、注意事項。
ケーキの箱と飲物は、「鳥栄」では、窓の外
に置いておくこと。
そして、絶対忘れないこと。
もりろん、君は事前にやっておくことがある。
ロマンスカーのチケットの手配。
そして、事前に、ケーキと飲物をを調達して
おく。当然、彼女は、箱に気づくので、中身
はケーキであることは伏せて、「まあ、後で
のお楽しみ」ということにしておきましょう。
昭和レトロ、希少性の「東京軍鶏スープ鍋」、
「予約困難店」で、お腹も心も満たされて、
更に、不安にさせた後のこのサプライズ。
まあ、この手は、食べる場所と彼女の家のロ
ケーション次第で、湘南新宿ライナーのグリ
ーン車でも応用可能なのかな。
http://www.odakyu.jp/romancecar/line_up/
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