小野駅開業100周年記念 くりちゃん号 その4 | 東京のアライグマのブログ

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今まで撮影した写真を紹介しつつコメントを入れています

投稿日(2024年6月11日)の18年前の同日、2006年6月11日に中央東線(辰野経由)開業100周年と辰野駅・小野駅開業100周年を記念して、運転されたくりちゃん号に乗車していました。

その1では塩尻駅にて牽引機のEF64 41とEF64 1001を、その2では牽引された旧型客車の内、辰野・岡谷寄りの1号車のスハフ42 2173と2号車のオハ47 2261をその3では3号車のオハ47 2246と4号車のスハフ32 2357を紹介しましたが今回は塩尻13:24発のくりちゃん4号に乗車し辰野・岡谷方面に向かった後の様子です。

 

辰野駅にて2006年6月11日に撮影した塩尻寄りの牽引機、EF64 41側から編成全体を撮影。

塩尻13:24発のくりちゃん4号に乗車し辰野・岡谷方面に向かいましたが、途中の辰野駅で停車時間があったので撮影しました。
開業100周年を迎える小野駅の近くに「小野のシダレグリ自生地」という枝が垂れたクリの木が多くあり天然記念物にも指定されていますが、掲げられたヘッドマークには「しだれ栗の里」の表記とともにクリのキャラクターが描かれています。

 

反対側の辰野・岡谷寄り牽引機のEF64 1001側からも編成全体を撮影。

こちらにもヘッドマークが掲げられていますが、EF64 41側とはデザインが少し異なっておりヘッドマークに描かれた円外枠の色がEF64 41側が青系に対しEF64 1001は緑系となっていました。

「小野のシダレグリ自生地」の周囲にはキャンプ場等が併設された「しだれ栗森林公園」がありその中にパターゴルフ場もあるので、ヘッドマークのキャラクターはゴルフクラブを持っているのでそこでプレーするのをイメージでしょうか?

(手に持っているのはどう見てもパターゴルフでは使用しないアイアンですが…。)

 

EF64 1001とともに辰野駅の駅名標も撮影。

辰野駅がある辰野町は「日本一のホタルの里」を掲げるだけあって辰野駅の駅名標には蛍が描かれていました。

 

角度を変えて塩尻寄りの牽引機、EF64 41側から編成全体を撮影。

当初、前日の2006年6月10日に運転された辰野駅の開業100周年記念 たつのぴっかり号とこのくりちゃん号の運行の牽引は元々2003年4月に茶色(ぶどう色2号)に塗り替え済みのEF64 37が予定されていたものの不調のため、急遽41号機を茶色に塗り替え及びナンバーも金色に変更の上、抜擢されたとのことです。

廃車はこの時不調だった37号機の方が後で、青15号とクリーム色1号の元の塗装に戻された上、2021年11月10日付で廃車とEF64 0番台車最後の生き残りだったのに対し、41号機は2年後の2008年7月に廃車でした。

 

辰野・岡谷寄り牽引機のEF64 1001側からも角度を変えて編成全体を撮影。

EF64 1001もその後元の青15号とクリーム色1号の元の塗装に戻されたためこの塗装は過去の物に…。

1001号機は元の塗装に戻された後も高崎エリアで活躍していますが、2024年の秋にEF64 1053共々営業運転終了が発表されたので、牽引された旧型客車4両の方がD51 498やC61 20の牽引客車として長生きするということになりました。