北陸新幹線が2024年3月16日に金沢から敦賀まで開業してはや1ヶ月…。
かつて北陸本線には413系に419系、475系列が活躍しておりメインで撮影していたのは475系でしたが1985年(昭和60年)3月ダイヤ改正に合わせて登場した583系から改造された419系も何とも言えない魅力がありましたが投稿日(4月19日)にちなんで撮影した419系を紹介します。(以前に紹介した419系はその1を…)
福井駅にて2007年7月1日に撮影した475系と並ぶ419系。
この日は475系列を使用したヘッドマーク付き快速 ホリデーライナーかなざわに乗車し、その後キハ58系を使用した快速 おくえつ号に乗車するため福井駅まで移動時に遭遇したので撮影。
419系側の先頭車は中間車であるサハネ581改造のクハ418(米原寄りの先頭車)なので、583系の深い屋根のまま先頭車改造した「食パン」と呼ばれた大きな断面が特徴ですが、隣に475系に停車していると違いがよく分かりますね。
(この日、快速 ホリデーライナーかなざわ乗車時の様子はこちらとこちらを、快速 おくえつ号の様子はその1・その2・その3・その4です。)
その後、キハ58系 快速 おくえつ号と419系との並びも撮影できました。
こちらで紹介した写真の再掲で、419系側は直江津寄り先頭車のクモハ419でした。
今や共に過去の車両になってしまいました。
2年後の2009年12月29日、同じ福井駅で419系の並びを撮影していました。
クハネ581から改造されたクハ419(米原寄り先頭車)が並んだ様子です。
419系は合計15編成存在し、直江津寄り先頭車は全車中間車であるモハネ583改造のクモハ419なので全て「食パン」と呼ばれた大きな断面が特徴の先頭車に対し、米原寄りの先頭車は中間車であるサハネ581改造のクハ418か先頭車のクハネ581から改造のクハ419なので「食パン」と583系時代からの先頭車と2パターンありましたが、米原寄りの先頭車は「食パン」クハ418が9両に対しクハ419は6両のみと少数派でした。
少数派のクハ419も後年の改造で差異があり、向かって右側の車両は前面貫通扉・種別幕が後年の改造で閉鎖されているのに対し左側の車両は残っているという違いがありました。
クハ419は419系の先頭車30両中6両のみでしたが並びを撮影できて得した気分でしたが遠い昔の話になってしまいました。