1963年11月1日に運用開始以来、1983年までに712両が製造され長年活躍してきた東武8000系。
最近は廃車が進み私が紹介した編成でも2023年11月7日に1969年製の8150F編成が廃車等されていますが2024年3月ダイヤ改正後も東武8000系列が行き交う光景は健在ですので紹介していきます。
2024年3月22日、岩槻駅構内の留置線でお休み中の8172Fの横を春日部方面に向かう8164Fが通り抜けてる様子です。
お休み中の8172Fは1976年9月30日に落成なので間もなく48年目、横を走る8164Fは1974年5月30日に落成なので間もなく50年目と共に後期修繕を受けているものの長い間活躍している車両です。
8164Fが通り抜けた直後、今度は反対側から大宮方面に向かう81113Fが通り抜けていきました。
岩槻駅から大宮方面に出発81113Fは1982年7月27日に落成と東武8000系の中では再末期に落成なので先ほどの8172F(1976年製)や8164F(1974年製)と比べると若い車両に見えますが、間もなく42年目と間違いなくベテランの域に入っています。
天気もよく青空が広がっており、8000系のロイヤルブルーとリフレッシュブルーの帯がよく似合っています。
その後、岩槻駅の改札を通り春日部方面行きのホームで東武博物館所属の動態保存編成でありながら野田線の運用に復帰した8111Fとの出会いも撮影できました。
先ほど、81113F(1982年製)を間もなく42年目と間違いなくベテランの域と記載しましたが…この8111F編成は6両中4両が1963年11月30日落成、中間2両が1972年1月11日落成と60年目と52年目の活躍なので…やはり81113Fは8111Fと比べると若く見えてしまいます…。
なかなかお気に入りの光景なので上記動画のキャプチャー画像ですが…。
8111Fの急行幕も誇らしげです。
翌2024年3月23日、10000系列の転属で一気に8000系列が激減した館林地区の東武佐野線・小泉線ですが、小泉線に8000系が運用と聞いて撮影時に伊勢崎線の850型が通過していきました。
小泉線の8000系は8572Fで1981年2月22日落成と43年目を迎えて約1ヶ月でした。
横を走る伊勢崎線の855Fは1980年6月29日に8両編成の81103Fとして落成し、東武東上線で活躍するもその後2005年8月の修繕工事時に中間のサハ2両を廃車の上、中間車を先頭車化改造の上3両編成2本に組みなおし、805F及び855Fとして活躍を続けた車両となっています。
野田線には2024年から5両編成の新型車両が導入されることが決まっている他、館林地区でも転属した10000系列による置き換えが進行などこのような8000系同士が行き交う光景もそう遠くないうちに過去のものになりそうです…。