赤い丸ノ内線保存車両 その2 | 東京のアライグマのブログ

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今まで撮影した写真を紹介しつつコメントを入れています

1996年まで丸ノ内線で走っていた赤い車両(500形等)は何両か保存されており、その1で地下鉄博物館の車両等を紹介しましたが他にも撮影しています。

 

八王子市こども科学館 サイエンスドーム八王子の敷地内にて保存されている営団500形652号。2012年2月19日に撮影。

敷地外の通りより撮影。この車両には流星号という愛称があり、方向幕には「流星号」と表示されている。

 

敷地内に入り反対側より撮影。

その1で紹介した301号と444号の正面窓と比較すると左右窓がHゴム支持化され、ワイパーも下部に設置されたので大きさが小さくなった。

よく見るとワイパーの周囲等に原型窓枠の痕跡が残っている。

ほかにも方向幕の左右に設置されていた方向指示灯が無くなり、形状も変わったので印象が変わっている。

撮影時、車内を公開していたので客用扉が1か所空いている。

 

敷地内から再び通り側の方を撮影。

屋根が設けられているが、通り側の方は太陽光パネルが設置されており隙間ができている。

 

反対側。

その1で紹介した両運転台構造の300形と400形と異なり652号は片運転台構造の500形のため、反対側は切妻構造となっている。

 

車内および運転台です。

車内も301号と比較すると化粧板の色がピンク系から白色系化、客用扉がステンレスの無塗装等変化がみられ、運転台も機器が更新および追加され室内も淡緑色になるなど外観同様印象が変わっている。

 

ちなみにその1で赤い丸ノ内線の車両は1967年に公開された「007は二度死ぬ」の作中で丹波哲郎さんが演じるタイガー田中の電車オフィスとして登場と記載しましたが、丸ノ内線を使用した撮影は分岐線(方南町支線)の中野新橋駅を使用して撮影したとのことです。