〽神戸は北野町 海のみえるホテルで
窓のすきまから あなたを見送った〽
内海みゆき氏のセカンドシングル、『秋ごよみ』のB面曲だった『センチメンタル・ストーリー』の歌詞を変更して作り直し、神戸元町105年記念銘打たれて製作された委託盤が、この『センチメンタル元町』という作品です。
元町商店街のイメージソングという位置づけでもあったようで、ジャケット裏には「元町グループ」として、神戸三越店、元町商店街、大丸前商店街、トアロード商店街、大丸神戸店の名が連なっています。
そんな商店街イメージソングという事もあり、歌詞の内容は失恋した女性の心情を歌ったものですが、メロディー自体が明るい爽やかなもので、リズムも軽快な作りになっています。
BGMとして聴きながら歩いていると、自然と足取りも軽くなるような感じの歌で、まさに商店街で流すにはピタリと嵌るような気がします。
本作は『センチメンタル・ストーリー』の発売から3か月後に発売されており、元々この委託盤も視野に入れての曲でもあったのかどうか・・・それは判然としませんが、洒落た神戸元町商店街のイメージソングとしたは申し分ない選曲だったかと思います。
【レコードデータ】
レコード会社:キャニオンレコード
レコード番号:P-27
発売日:1977年11月?日
A面 『センチメンタル元町』 作詞:うさみかつみ 作曲:岩久茂 編曲:記載なし
B面 『センチメンタル元町』(カラオケ)
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