〽千歳川のほとり 恋のものがたり〽
1980年に発売された”リビエラ”という、苫小牧を中心に活動してたコーラスグループの『千歳川ブルース』。
イントロのっけからビブラート&ファルセットを効かせたアクの強いコーラスが、寒々とした北国の情景を想起させる作品です。
ムーディ且つ、マイナー調で進行する悲壮感あるメロディーが正調・ムード歌謡の様相を呈している良作。
千歳空港、清水町、祇園通りと言った場所を背景に、一つの恋の物語が終った女性のうらぶられる様子が歌われており、メロディーの悲壮感も相まって、切羽詰まった感が出ています。
この盤は全国発売盤として売り出されたレコードの様ですが、このグループの他のレコードを未だ見かけたことが無く、当時の活動状況も不明です。
・・・が、近年当時のメンバーのお一人が、福祉施設等でボランティアとして歌を披露されているそうでして、現在も連綿と活動を続けておられてる事には驚かされました。
【レコードデータ】
レコード会社:キングレコード
レコード番号:KO7S-24
発売日:1980年?月?日
A面 『千歳川ブルース』 作詞:長牛廣光・川辺タケシ 作曲:川辺タケシ 編曲:小町昭
B面 『出逢いそして別れ』 作詞:山北由希夫 作編曲:小町昭