〽最後にあの人がくれた 旅先の絵葉書
見慣れていた文字が理由(わけ)もなく 心に沁みた〽
『悪魔がにくい』、『ハチのムサシは死んだのさ』のヒットで知られる、平田隆夫とセルスターズ。
1994年発売のシングル・『青春お茶の水』は、ウィキペディアによると、1976年シングル『いらくさの道』発売から数えて、実に18年振りの新曲だった様です。
18年振りの新曲、且つ、女性メンバー二人が変わりはしたものの、セルスターズサウンドはこのCDでも健在。
ヒットを飛ばしていた頃の、1970年代を匂わせる懐かしいマイナーコードで進行するフォーク調のメロディー。
お茶の水を背景に、昔恋い慕っていた人を思い返す主人公。
曲を聴くとなぜか、主人公の想い出がセピア色にまざまざと浮かんできます。
この作品は私は、CD発売当時の文化放送のラジオ、「走れ歌謡曲」で紹介されていたのを聴き知り得ました。
ラジオはテレビでは取り上げそうもない曲も紹介してくれるので、ネットの無い時代だった当時、良質な作品に巡り合える重要なツールだったな~と、ふとこの曲を聴き回顧した次第です。
【CDデータ】
レコード会社:ソニーレコーズ
CD番号:SRDL3800
発売日:1994年6月22日
1.『青春お茶の水』 作詞・作曲・編曲:平田隆夫 補作詞:一色薫
2.『青春お茶の水』(オリジナル・カラオケ)
3.『夏が過ぎて』 作詞・作曲・編曲:平田隆夫
4.『夏が過ぎて』(オリジナル・カラオケ)
(↑ランキング参加中!よろしければクリックをお願いします。(__))