北陸・金沢ご当地ソング 森雄二とサザンクロス「金沢のひと」 | ディープな歌謡曲の世界~スコティッシュ75のブログ~

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歌謡曲(主にムード歌謡中心)の紹介を中心に記事にしてます。

 

 

 都会的なムード歌謡作品が多い、森雄二とサザンクロスの作品群。

 

 ですが、若干毛色が異なる作品もままあり、今回取り上げる『金沢のひと』は、日本調の、ともすれば演歌タッチの色合いが濃い作品と言えるでしょう。

 

 金沢の街が武家屋敷等が残る日本的な情緒を醸し出す街なので、曲調もそんな雰囲気に仕上がっています。

 

 そんな日本調の作品でも、菅野氏のボーカルの甘さは変わらず、各パートにあるフレーズ、「♪かなざ~わの~ひ~と~♪」では「の」の部分で裏声になるのが聴きどころでしょうか。

 

 

 ちなみに、この『金沢のひと』を作・編曲した、湯野カオル氏。

 

 本名、甲斐靖文氏。

 

 古賀政男氏に師事し、作曲や編曲を学ばれた方で、ムードコーラス系で言えば黒沢明とロス・プリモスの『君からお行きよ』、鶴岡雅義と東京ロマンチカ『恋はここまで』や『お久しぶりです』等の編曲を手掛けらていました。

 

 

【レコードデータ】

レコード会社:クラウンレコード

レコード番号:CWA-159

発売日:1983年?月?日

A面 『金沢のひと』 作詞:わたなべけい 作編曲:湯野カオル

B面 『男と女のミステリー』 作詞:高畠じゅん子 作曲:中川博之 編曲:神山純一

*B面は、森雄二とサザンクロス・オリジナルアルバム『愛』収録曲のシングルカット。

 

 

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