森本氏90年代ファーストソング? 「パッション」「信じておくれ」 | ディープな歌謡曲の世界~スコティッシュ75のブログ~

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歌謡曲(主にムード歌謡中心)の紹介を中心に記事にしてます。

 

 

 

 

 先日の三重県での森本氏の歌謡ショーの余韻も冷めやらぬまま、今回ご紹介するのは、90年代に入って初めてリリースされた森本氏のシングル『パッション』です。(発売は1992年5月1日)

 

 ウィキペディアによると『パッション』が90年代に入って初めてリリースされたシングルのようです。

 

 さて、この『パッション』ですが先に書きました三重のショーに行った際に、ファンの方からこの曲が良いという話を伺い、是非聴いてみたいと思いネット通販で購入しました。(てっきり中古かと思ったのですが、商品が届いたら新品だったので少し驚きましたが)

 

 

 A面『パッション』、タイトルからだけだと、『星降る街角』っぽいリズミカルな曲かと予想していたのですが、実際聴いてみると咽び泣くサックスが絡み合う大変ムーディーな楽曲に仕上がっています。

 

 メロディも、マイナーコード進行で三連譜を多用しています。

 

 良い意味で「ムード歌謡」の典型的な作品です。

 

 森本氏の歌唱も曲のテーマに沿って、全体的にやはり「情熱」を帯びたような歌唱になっており、素晴らしい作品に仕上げています。

 

 

 B面『信じておくれ』、こちらは森本氏ご自身による作曲作品です。

 

 作曲者のクレジットには「森本英世」名義で記載されており、近年ではご本名の泉谷廣名義を使われることが多いのですが、この曲では芸名を使用されています。

 

 「〽強がりいうのは照れかくし こんな俺でも ついてくるかい〽」

 

 上の歌詞を見ても分かるように、森本氏が歌うから様になる楽曲のような気がします。 

 

 

 以上のような楽曲もショーなんかでたまに歌われても盛り上がるのでは?と思ったりします。(*^.^*)

 

 

 

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