自分が撮影させていただいた
Mr. ゴジラ中島春雄さんの
スペシウム光線
!!
とてつもない破壊力でした♪
カメラを構えるのにあたふたしてブレてます。
今月始め中島さんが旅立たれ、間もなく３週間になりますが、
今、これまで公開を控えていた中島さんと自分の思い出を記したいと思います。
2014年９月、関西空港のお膝元、りんくうタウンで行われた中島春雄さんのトークショー。
当時、米レジェンダリー製作の「GODZILLA」が公開され、全世界がゴジラ60周年で再び盛り上がる中、
大阪の広告代理店の方から山形のゴジラミュージアムのKさん経由で、
過去２回、中島さんと面識があり、こちらのブログでもお馴染みの金沢のイケモリさんにお話しがあり、実現の運びとなった
『ゴジラは日本の宝だ！ 展』。
自分もイケモリさんにお声をかけていただき、当日お手伝いさせていただきましたが、
そこで同時に行われていた
イケモリさんとお仲間のゴジラコレクション展示会場に、
トークショー前、中島さんをご案内したところ、
私たちマニアにとっての驚愕なハプニング♪
事の起こりは後方に控えていたので分からないのですが、
突然、展示に向かって
「バババ！」と発射されました。
そこにいたイケモリさん・私はじめ、同行の皆さん、あまりの突然な中島さんの茶目っ気にビックリ!!
まさかのゴジラ
スペシウム光線！
興奮度マックスwww
皆、カメラを構える間もありませんでしたが、
誰からともなく、
世界のMr. ゴジラに
「もう一回
お願いしますッ！！！」(爆)
─今にして思えばなんと大胆な(冷汗w)
逆に放射能火炎で絞められても文句は言えなかったwww
しかし中島さん、
いい歳したオジサンたちが、子供のようにねだる声に再び「バババ！」
パワーのこもったスペシウム光線、打ってくださったのです。
一緒におられた方は多分バッチリ撮られたでしょうが、自分は興奮のあまりスマホを準備するのにあたふたして、ブレてしまいました。
これまでは、この画像を公開して、もし他のイベントなどでムチャぶりする方が増えて、中島さんの負担になったら─と控えていました…
この中島さんのポーズ、ウルトラマンとは手の組み方が左右逆・縦の手が前なんですが─
中島さんがゴジラを演じる『ゴジラ対ヘドラ』(1971)でも…
もっともこれは、
ヘドラの発するヘドリューム光線
を防ぐ時、
ナゼか(笑)ウルトラマンのように腕を十字に組んで、
手に当たり
「(アチチッ！)」とやるユーモラスなシーンです(予告編でも観ることが出来ます)。
このヘドリューム光線が当たる直前、動画を止めると、
まるでゴジラがスペシウムのように手から光線を出してるみたいだと有名です。
中島さんと、初代ウルトラマンの古谷敏さんは皆さんご存知の先輩後輩、
怪獣とウルトラマンとして、古くから私たちをブラウン管に釘付けにしてくださった
伝説の御二人。
古谷さん、中島さんのこうした隠し技、ご存知なのかなぁ。
お二人のスペシウム対決、見たかったなwww …
そして以前も掲載しましたツーショット。
実は今月始め、スマホのバッテリーが壊れて稼働しなくなり、中に入ってたデータが取り出せない状態になり(修理には事前に全データを消去するキマリなんだとか…)、
スマホ自体は保証で、同形新品にチェンジ出来たのですが、
これらの写真がクラウドやSDカードに控えてなかったので、顔面蒼白・落ち込みでした。
ところが先日、壊れたのとは別の、この撮影当時使用の古いスマホ本体データを丹念に調べたところ、なんとオリジナルがそちらに残っておりまして、
自分にとって、
あの『キンゴジ』オリジナルネガ発見並みの
歓喜!!www (オイ！)
話しが脱線しましたが…
さてトークショー、前夜イケモリさんの中島さんとの打ち合わせ内容はどこへやら？…なwww
その事前打ち合わせ、
中島さんお付きのご家族の方が、普段のイベントの関係者との打ち合わせなんかと全然違う
とおっしゃり、
「こんなに嬉しそうに 楽しそうに、昔から知ってるヒトにしゃべってるみたいなんて…」と。
その予兆が発動して、当日もびっくりするような
“暴走”ゴジラトークwww
次から次へと話題尽きず、マイクを握りしめたMr. ゴジラ♪
急遽、打ち合わせチャラで、そのブレーキ役に回ったイケモリさん(笑) …という
仕込み反故の
アドリブ
フルスロットル
、
裏も表も
ブッタ斬り！☆な
トークショー
となったのでした。
もっとも講演会中 自分は、
イケモリさんの画像記録係に集中専念し、自分のスマホ撮影はわずか…講演の内容すらも、
うろ覚えだっという…(不器用杉w)
しかしこの時、今でも震えが起こるくらいの
感激体験をさせていただきました。
当日、距離もあり段差もある会場までの移動に、
中島さんの疲労を出来るだけ少なくしたいと、
主催者に車椅子を用意していただいたのですが、
なんと自分がそのアテンドを─
中島さんにとって今日初めてお会いした
どこの誰とも分からないような自分が…
子供の頃から憧れだった御方が車椅子に座られ、移動をまかせてくださっている様子に…
感動で、車椅子を押させていただきながら、
始終胸の高鳴りで涙が出そうなのを堪えるのに必死でした。
そしてトークショー終了後はそのままホテルまでお送りする役も…
ご高齢ではありましたが、自分も含め、いつまでもお元気でいて欲しいというファンの皆様のお気持ちを思い、この車椅子の事は今まで語らずにいましたが、
今でもあの時の事を思い出すと
自分の方が、感謝と感動で胸が一杯になります。
写真を撮っていただいたのですが、
この時の気持ちと写真は、自分の生涯の宝物です。