こんにちはトクです。
本日もブログ訪問くださりありがとうございます(_ _)
金曜日に仕事を終わってアパートに帰ると、玄関の鍵が開いていました。
不審に思ってドアを開けると。
「△ちゃん、お帰り」と「ちえ」の声が。
「えっ、なんで「ちえ」が居るの?」
「私が居ちゃダメなの?」
「そんなことないけどさあ。まだ、6時前だよ。「ちえ」の仕事って5時半までじゃなかった?」
「今日は有給とったんだあ」
「なあんだ、言ってくれれば俺も有給とれたのに⋯」
「△ちゃんのスーツ姿って久しぶりに見る気がする。似合ってるよね、カッコ良いよ」
「そっかあ⋯」
「あ、また「そっかあ」が出た(笑)」
「俺、今日は空手行くつもりだったんだけど⋯」
「まあ良いや、今日は休むよ」
「空手行きたいんなら行ってきても良いよ、私、待ってるから」
「良いよ、今日は休む」
「それで、「ちえ」何してんの?」
「何って、見れば分かるでしょ。夕ご飯作ってるんだよ」
「その為に有給とったの?」
「この部屋も汚れてきたからお掃除したの。お布団も干してあるからね」
「そう、ありがとう」
「ご飯もう少しで、できるからテレビでも見て待ってて」
「うん、ご飯って何?」
「△ちゃんの大好きな辛~いカレーだよ」
「あ、それからね、今日、泊まって行けるから」
「お母さんには、なんて言って来たの?」
「ちゃんと△ちゃんのアパートに泊まるって行ってきたよ、しかも、明日も泊まるんだ」
「お母さん何か言ってた?」
「ううん、別になにも言わなかった。もう、プロポーズもしてくれてるの知ってるから良いみたいだよ」
「それなら良いけど⋯。嘘ついてまで泊まらすと後ろめたいからなあ⋯」
「あ、ホントに部屋が綺麗になってる、布団もフカフカだ」
「「ちえ」ありがとう、なんだか結婚しちゃったみたいだなあ」
「結婚したら毎日、こういう風になるのかな⋯」
「着替えたら布団に横になってても良い?」
「良いよ、ホントにもうすぐできるから」
夕ご飯に「ちえ」特製の辛~いカレーを食べて、まったりとしていました。
「△ちゃん、お酒も買って来たんだけど飲む?」
「そうか、今日は「ちえ」を送ってかなくても良いもんな、少しだけ飲むか」
「「ちえ」も少し飲むか?」
「私、飲めないから⋯」
「じゃあ俺だけ飲んでも良いの?」
「良いよ、その為に買って来たんだから」
夕ご飯も済み、お酒も少しだけ飲んで、ほろ酔いでまったりとしていました。
「なあ「ちえ」また一緒にお風呂入ろうか?」
「う~ん、分かった良いよ、その代わりジロジロ見ないでよ」
「分かってるって、電気消して入るから見たくても見れないって」
そして二人でお風呂に。
狭い湯船に二人で使って、「それ、水鉄砲だ」と言いながら「ちえ」の顔にピュッとお湯をかけました。
「やったなあ、私もお返しだ」
ピュッ
そんななんでもない事が、とても幸せに感じられました。
二人で背中を流しあってからお風呂を出ました。
「明日、どっか出かけようか?」
「最近、どこにも行ってないからさあ」
「そうだね、明日なら帰りの時間も気にしないですむもんね」
「よし、じゃあ明日は少し遠出してみようか?」
「うん、賛成!」
「じゃあ、明日に備えて寝ようか」
「抱き合って寝るぞ」
「「ちえ」の髪の毛の香りってホントに良い香りだよな⋯」
「△ちゃん、胸板が厚くなったみたいだね」
「そりゃあトレーニングしてるからな」
「ちょっと胸触ってみろ」
ピクピク
「あ、胸の筋肉が動いてる、ムキムキマンみたいだね」
「そう、目指せムキムキマン」
「でも、私は、細マッチョの△ちゃんの方が良いなあ」
「そっかあ?」
「あ、また、「そっかあ」って言った(笑)」
「もう、意識しちゃうから、そういうことは言うな」
「はあ~い」
「よしよし、「ちえ」は素直で良い子だね」
「ちょっと!子供扱いしないでくれる」
「アハハハ、そうだね。俺より年上だもんな」
「年上じゃあありませんよ~だ。同級生だから同い年なの」
「どっちでも良いよ。「ちえ」が居てくれだけで安心するから」
「△ちゃん、強く抱きしめて」
ギュー
とその晩は幸せいっぱいで眠ることができました。
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