うつ病で仕事が出来なくなったり、長期間に渡って仕事を休むことになると経済的にも困窮してきますね。
うつ病であることだけでも苦しいのに、経済的なことも心配しなくてはならなくなっては、良くなるものも良くなりません。
私は、うつ病を10年以上患いました。
その間に、休職を何回か繰り返しました。当然ですが、休職期間中には給料は出ません。
公務員だったので、うつ病=即クビということはなく、身分だけは保証されていました。今考えると、とても恵まれていたと思います。
さて、休職期間中の無給の時でも生活費は当然かかります。子供も小さかったので教育費もかかりますし、住宅ローンの支払いもありました。
心療内科に通院するお金と薬代の負担もバカになりませんでした。
お金のことを考えると不安でいっぱいになり、自然に自殺願望が出て来ました。
そんな時に心の支えになったものがあります。
それは、医療費が5％になる自立支援を利用出来たこと。さらには、給料の代わりとして傷病手当金の受給を受けられたことです。
この本では、そんな私の経験から「うつ」でもお金に困らない方法をまとめたものです。
仕事でうつ病になった場合は、労働災害の認定を受けるのが1番です。しかし、労働災害に認定されることはなかなか難しいです。
この本では、その方法も書かれています。
うつ病の為に、経済的に困窮されている方には、是非読んで頂けると嬉しい1冊です。
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