昨日はというよりも、昨日も夜勤でした・・・。

最近、連泊しているSさんとのやり取りが面白いというか、ハッキリ言うとストレスです。

Sさんは86歳の男性です。(本人は頑なに88歳だと言っています。)

夕方から、今朝までのSさんとのやり取りを書いてみます。

18:00
Sさん「もう寝てもええかぇー」
私「今寝ると夜中に、眠れなくなっちゃうから20時まで起きててください。」
Sさん「わかりましたー」

その10秒後
Sさん「さぁ寝るかなー」
私「20時まで、頑張って起きててください」
Sさん「わかりましたー」

このやり取りが10秒ごとに1時間半続く・・・。
この時点で、私のストレスはかなり溜まっています。

19:30 
Sさんベッドへ「俺は、寝ると朝までバタンキューで起きないから」と言う。

私「トイレに行きたい時はコールボタンを押してくださいね」

Sさん「わかったよー」

ベッドの下には、起きた時が分かるように感知器マットを敷きました。

20:00
居室の感知器マットが鳴る。
私「どうしました?」
Sさん「小便をしょうと思って・・・」

私「トイレの時はコールボタンを押してください。」
Sさん「コールボタン?何それ?初めて聞いた」

このやり取りが1時間毎に、朝の4時まで続く・・・。

この間、1度コールボタンが鳴る。 

2:00
私「トイレですか?」
Sさん「駐車場の領収書を書こうと思って・・・」

私「まだ、夜中ですよ。」
Sさん「わかってるよー」

2:10
コールボタンが鳴る
Sさん「テストしてみました。」
私「他の方の迷惑になるので、用事がある時だけ押してください。」

2:20
コールボタンが鳴る
Sさん「試してみました。」
私「用事がある時だけ押してください。」

2:30  
隣の居室に寝ている利用者から苦情が出る。
「Sさんの歌がうるさくて眠れない」

Sさん大声で歌を歌っている。

私「周りの人の迷惑になるので、辞めてください。」
Sさん「わかってるよー」

結局、トイレの回数10回。間には歌を歌っていたり、意味不明なことを喋っている。

朝まで、ほとんど眠っていない様子。

Sさん「昨夜は、良く眠れたなぁ」

トイレに行ったこと、歌を歌っていたこと、駐車場のこと、すべて覚えていませんでした・・・。

しかし、認知症の方は疲れを知りませんね。疲れを感じる脳の部分が壊れているのか・・・。

これが認知症なんですね・・・。

病気だから仕方ないと思いつつも、ストレスが溜まり続ける私です・・・。

Sさん86歳の男性で、おじいさんの代から続く会社の専務をしていました。

地元では、ちょっとしたお金持ちで有名です。

子供の頃から、苦労した経験がないのか、すべて自分の思い通りになると思っています。

要するにワガママです。

認知症でワガママになる方もいますが、この方の場合は元々の性格がワガママだと思われます。

エンドレスで続く認知症の利用者のやり取りに疲れた一晩でした・・・。

因みに、この方の他にも4名様お泊まりでした・・・。あぁー疲れた・・・。

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