むか～し、むかしの「子供けいこ」と「白の守護霊」の会話
善い事を考えているからといって必ずしも報われる訳ではないって話
私のメイン守護霊の１人で「白の守護霊」は「子供けいこ」に
白） 「我が君（けいこ）は将来どんな事をしたいですか？」
と聞いてくれた事がある
このオッサン（白）は昔から私に
「自分の未来の事を、どう捉えているか」ってのを聞くのが癖だ
子供けいこ）
「人を助ける人になりたい！」
白）
「何故ですか？何故、人を助けたいのですか？」
子供けいこ）「人を助ける人になったら
私を虐めてくる人も仲良くしてくれるかも知れないじゃん！
私が人の役に立つ何かをすれば
人は私に優しくしてくれるかも知れないじゃん！」
この言葉を聞いた白の守護霊は一瞬、黙った
当時まだ子供だった「けいこ」の
善に対しての定義が誤っているとか、そんな話では無い
そもそも定義が誤っていようが守護霊は正したりなどしない
守護霊） 「へ～、そういう考えなんだ」程度の反応だ
白の守護霊が黙ったのには理由がある
自分が人から愛して貰う為には
何か人の役に立つ様な事をしていないと駄目だ！と言う
条件を叶えないと他人から愛されないんだ！
って私の思い込みに対して白の守護霊は
白）「違います」と言いたかったのだが
当時「子供けいこ」が生きて来た生活環境は
お手伝いなど何か大人の役に立っている時だけは
良い子だと言われたり大人から叱られなかったので
役に立たなくても人から愛されるって事を説明したくても
役に立たなくても人から愛して貰える現実を経験してない子に
「違います」なんて言いようが無いと黙ってしまったとです
暫くして白の守護霊が私に
白） 「私は、我が君が人を助けなくっても良いと思います
我が君が生きてる人を助けたりしたら……
私が我が君に助けて貰えなくなりますからネ
それより我が君は人に愛して貰いたいと思って居るのですから
自分の願いを叶えても良いのではないでしょうか？」と言って来た
子供けいこ）「どうやったら人は私を愛してくれるのさ？
それが分かってたら、とっくの昔にやってるっつ～の！
そんな事は知らないし、皆は私に冷たいから
頭が良い訳でも無い得意な事がある訳でも無い私が
苦肉の策で『人を助ける人になりたい』って言えば
何も出来ない私でも何とかなるかな～と思って言ってるの！」
白）「いいえ、我が君は既にご存知です
人から愛して貰える態度を私に対してやってます
私にしている態度を他人に向けてすれば良いのです」
子供けいこ） 「？？？？？？」
当時の私はピンと来なくて考え込んだものだ
白の守護霊にしている態度と言えば……
「白の事を根掘り葉掘り聞いているだけ」しか浮かばない
しかし、白が言った事は意外と的を得ていて
「貴方に関心があります！って態度」を指しているとです
私が白の事を根掘り葉掘り聞いていたのは
白という霊の人物像を明確にイメージする為に聞いていた
別に白の秘密を知りたかった訳では無い
白が私の未来をよく聞いてくれた様に
私もまた白の人間らしさや性格を聞こうとしていた
人から「貴方はどんな性格ですか？私は貴方の事を知りたい」
と言われたら
悪い気にはならないものなのだが
当時の私は生きてる人が怖くって
白の守護霊には言えても人には言えなかった
私が「人は私の事を変な奴だと思ってないか」ばかり気にしていた
だから人は私と距離をおいていただけなのにね～
私は「白は私の事を変な奴だと思ってない」と知っていたから
子供けいこ） 「白は、どんな人ですか？」と安心して聞けた
この態度を他人に向けてやるだけ！と白は伝えたかったのだ
人から愛して貰う為のは
貴方が気にしている「私って変？」ってのを引っ込める必要がある
だけど傷付いた人間は中々それに気が付けない
どんなに人を助けたって
どんなに人の役に立つ能力があったって
人は、そんな人は愛さない
人が愛するのは自分に関心を持つ人
とくもりけいこ より
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