ある親戚の
子供同士の話
Ａさんという家は
お母さんが教育熱心で
よく水泳を習わせたり勉強をさせたりしていた
勿論Ａさんも大層な頑張りやさんなので
しこたま
勉強を頑張っていた
ある日Ａさんは
遠くに住んでる親戚のＢさんに手紙を書いた
そしてそれを
Ｂさんの家に寄る予定の
伯父に託した
Ｂさんは手紙を受け取ると
伯父さんはこんな事を言っていた
伯父） 「Ａは明日から中間試験なんだよね
なんか元気になれるような返事を書いてあげてくれないか？」
ただでさえ勉強を頑張るＡに元気になれるコトバ・・・
Ｂさんは少し考えると
一枚の紙に円を書いた
円には均等に
「勉強を頑張るココロ」
「字をうまく書こうとするココロ」
「遊ぶココロ」
｢友達を分かろうとするココロ」
「家のお手伝いをするココロ」
｢人を笑わそうとするココロ」
「優しいココロ」
｢絵を書くココロ」
「美味しいご飯をありがとうというココロ」
「元気なココロ」
と書いた
Ｂさんは、Ａさんに
｢言っておくけど人生は
勉強だけ頑張ればいいってもんじゃないよ
もっと沢山やらねばならない事がある」と
Ａさんを元気にするというより
勉強を頑張るＡさんへ注意するように書いた
もちろん勉強も円グラフに含まれているが
人間として他人に愛して認めてもらうためには
違うことも重きをおかねばならない
人生はそんなに単純ではない
あなたが躍起になってることは
この円グラフの一個にしかすぎない
それを見た親は苦笑いして
ＢさんなりのＡさんに対しての
リラックスさせる方法というか
友情なんだと感じたようです
子供はあの世から来て間もない魂だから
大人が気付かないだけで
みんな完璧な愛
を覚えている
頑張る時は
それだけでいいか自分に問うのも
力が抜けてのぞめる愛かもしれない
それだけじゃダメが好き
因みにＢさんはＡさんより５コ下(笑）
とくもりけいこ より
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