車庫新設のために作られた新駅 | よしきのつれづれ惣菜道

よしきのつれづれ惣菜道

私の日常や鉄道関係の活動(乗車・模型等)を当ブログより発信して参ります。ちなみに「惣菜道」は「そうざいどう」と読みます。お付き合いのほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

こんにちは。

今日はテレビを見る予定がないため、鉄道関係の雑記を書きます。

今回は車庫新設のために作られた新駅を2例ほどご紹介します。

では参りましょう。

1、南栗橋(東武日光線)

こちらは昭和61年に、現在の南栗橋車両管区を新設するのに伴い

開業しました。このとき、浅草~幸手間の区間電車がここまで

延長・開業以後、周辺の宅地開発が進み、平成15年に営団地下鉄

(現・東京メトロ)半蔵門線・東急田園都市線との相互直通運転が

始まるとこの北限とされ、都内への利便性が向上しました。

そして、現在は東武日光線の一般列車の上り方と下り方との分断

点となるなど、同線の運行の一大拠点となっています。

2、新三田{福知山線(JR宝塚線)}

こちらもやはり、前述の南栗橋と同じ昭和61年に国鉄(現JR)福知

山線の全線電化と同時に車両基地開設のために開業しました。

こちらの開業に伴い、これまでここから1つ下り方の広野で折り

返していた列車がここ発着に・平成9年3月のダイヤ改正からは

JR東西線やその先の片町線(学研都市線)への直通列車も運行・

大阪市内各地へのアクセスが向上しました。こちらの開業後、

周辺ではニュータウン開発が進み、所在地の三田市は開業翌年

の昭和62年から平成8年に掛けて10年連続で人口増加率日本一

を記録しました。余談ですが、私が

鉄道模型の山奥編レイアウト


でイメージしている、福知山線の武田尾周辺もこちらが開業

した11月1日の少し前の8月1日に新線に切り替わっています。

車両基地の新設時に駅も新設されることが多い背景としては、

乗務員の方々の車両基地と最寄駅との移動距離短縮の観点が大

きく、結果、この方々の拘束時間節約にもなります。また、

これに伴いこちらを始発とする列車をたくさん設定することで

「着席通勤可能!」をウリに宅地開発が進んで需要増と鉄道会

社側・乗客側がWin-Winな構図となれます。

この2駅周辺の更なる発展を願いつつ、当記事を締めさせて

頂きます。