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母は急性期病院から療養病棟がある病院に移りました。
母の手術後、救命の先生に
「家に帰るのは難しいので療養型病院を探しましょう」
と言われて、初めて療養型病院の存在を知ったワタクシ、、、
最初に見学に行った病院は
近所ではわりと評判が良く
リハビリがメインで療養病棟もあるところでした。
ただ実際行ってみると
病院内は古く暗い感じで
積極的な治療やリハビリをしないことや
看取りの説明をされてしまったんですよね
（大事なことなんだけど）
しかも、面会できるのは週に1回15分だけ。
急性期病院の面会は30分でしたが（週の回数制限なし）
あっという間に過ぎたことを考えると
これでは話にならない
それで、面会時間重視で探して
出会ったのが今の病院でした。
面会時間は午後まるっとで
1回あたり2人までという制限はあるけど
時間制限はないんですよ。
そこに一番惹かれたのですが
実際に病院に行ってみると
とにかく病院内が明るいのです。
建物が開放的な作りのせいもあるけど
スタッフの数が多く
みなさんちゃんと挨拶してくれるんです。
（こういうのって大事！）
面談した時も
寝たきりで意識のない母に対しても
性格や好きなこと等を聞き取ってくださり
ここなら母を大事にしてもらそうだと感じました。
第一印象で家族全員ビビッと来て（笑）
お世話になることになりましたが
入ってみてからも驚くことが多くて！
最初の説明で
病院というより生活していると感じてもらえるよう
患者さんが過ごしやすい空間にしています
と言われたのですが、確かにその通りでした。
まず、部屋が広い。
4人部屋ですが、一人のスペースが広くて
服、パジャマ、タオル等がしまえる
大きめのチェストが置かれているんです。
「服？」と思われた方、するどい！（笑）
病院だし、母は寝たきりなので
ずっとパジャマで過ごすと思いきや
昼間は普通の服に着替えるのです。
普通に生活しているのと同じように、ってことで。
意識のない人を着替えさせるのは
相当な労力だと思うので頭が下がります。。
おかげで、日常着とパジャマを用意しなければならず
地味に大変でしたが（笑）
あと、ずっとベッドの上にいると思ったら
車椅子に座って他の患者さん方と
同じ空間で過ごしたり、リハビリも多いんですよ。
母は参加できませんが
病棟内のレクリエーションや
イベントもあるそうで
まるで老人ホームのような雰囲気！？
（老人ホームの実態はしりませんが・笑）
病院というと静かなイメージでしたが
スタッフの方は明るく元気で
すごく活気がある空気なんです。
看護師さん、介護士さん
歯科衛生士さん、理学療法士さん…
たくさんの方が関わってくださっていて
面会に行くと、みなさん
母の様子をいろいろと教えてくださるし。
行く度に感動しています（笑）
１つめの病院は、寝たきりの母には
全然関わってもらえない感じでしたが
今の病院は全然違うことには驚きました。
病院によってこんなにも違うものとは･･･
唯一、費用が高いことだけ気になっていましたが
これならお金を払う価値はあると思う（笑）
きっと母も気に入ってくれると思うので
意識戻ってくれないかなぁ･･･
難しいと思いつつも、ふとそんなことを思ってしまいます。
それではまた～
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