🌸ヒンズー教・ナショナリズム・ムスリム3
⛳血統の継承と分派
☆アリーの血筋(イマーム)を誰が継ぐかで
*何度も分派が起こる
*ザイド派: 5代目で分かれた一派
☆イスマーイール派: 7代目で分かれた一派
*穏健な主流派として血統を守り続けたのが
*後の十二イマーム派につながるグループ
*彼らは政治的な蜂起よりも、法学や神学の研鑽を重視
⛳「十二」の確定とガイバ(隠蔽)
☆幼い息子のムハンマド・ムンタザルが12代目を継承
*直後、姿を消した
①小ガイバ: イマームは隠れているが
*代理人を通じて信徒に意志を伝えている期間
➁大ガイバ: 代理人が途絶え
*イマームが完全に神の世界に隠れた状態
☆結果
*12代目のイマームは終末に救世主として再臨する
*信仰が確立し、「十二イマーム派」という教義が完成
*イマーム派イスラム教の主流派である
*スンニ派と多くの共通点を持ちつつも
*「イマーム」の存在を中心に据えた独自の体系を持つ
⛳十二イマーム派の核心となる主な教義
☆信仰の五柱(ウスール・アッ=ディーン)
①唯一神信仰(タウヒード): アッラーが唯一絶対の神
➁神の正義(アドル): 神は絶対的に公正であり
*人間に善悪を判断する理性を与えた
③預言者(ヌブッワ): アダムからムハンマドに
*至るまでの預言者を信じること
④指導者(イマーム): 預言者ムハンマドの死後
*神に選ばれた指導者が共同体を導くという教義
⑤審判の日(マアード): 死後の復活と審判を信じる
⛳イマーム論(イマーマ)
①神聖な任命: イマームは人間の選挙で選ばれるず
*神に指名された預言者の正当な後継者である
➁無謬性(イスマ): イマームは神の守護により
*罪や誤りを犯さない「無謬の存在」とされる
③隠れイマーム(ガイバ): 第12代イマームのムハンマ
*9世紀に神の意志によって人々の目から隠された
④マフディー(救世主): 隠れイマームは終末の時に
*「マフディー」として再臨し
*世界に正義と平和をもたらす
⛳法源と独自の慣習
①アフル・アル=バイトの尊重
*預言者ムハンマドの家族や一族の言行を重視する
➁理性(アクル)の重視
*聖典クルアーンや伝承(ハディース)や
*人間の理性的判断を法解釈の要素として認める
③タキーヤ(信仰秘匿): 迫害を避けるために
*危急の際には自分の信仰を隠したり
*他派のふりをしたりするのが教義上認められている
④一時婚(ムトア)
*期限を定めた婚姻形態が認められてる
*スンニ派では禁止されている
⛳聖地への巡礼
☆メッカへの巡礼(ハッジ)に加えて
*歴代イマームの廟がある都市への参詣を大切する
☆イマーム派の教義は
*単なる宗教的信念にとどまらず
*歴史的な悲劇(フサインの殉教など)を通じた
*「正義への希求」や「不正への抵抗」という
*精神的な柱に深く支えられている
⛳イランでは、宗教と政治が一体になっている
☆政治への不満が宗教批判にも結びつきやすく
*支配層と一般市民とのあいだで
*イスラーム教への態度に大きなズレが生まれる
☆「古代ペルシャ帝国の栄光よ、もう一度」
*ハメネイが居座る体制が続くくらいなら
*王政に戻ってほしいと思っている市民も多い
(敬称略)
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⛳出典、『世界は宗教で読み解ける』記事、画像引用
『十二イマーム派』『イマーム論』『宗教政治一体』
(ジミニより画像引用)


