『安心への渇望』『ネガティブ・ケイパビリティ』 | けいきちゃんのブログ

🌸“上手な最期”を迎えるには5

 

⛳コロナ禍で露呈した安心への渇望
 ☆ワクチン接種の是非でさまざまな情報が飛び交い

 *″自粛警察″と呼ばれる動きが広まった

 *医療現場が崩壊の危機にさらされたりと、混乱が続く
 ☆筆者はそれを見ながら首を傾げていた

 *新型コロナウイルスは新型なのだから

 *わからないことも多いだろうし 

 *観察された事象や得られたデータも

 *確認するだけの時間的余裕はないはずだから

 *公表される情報はすべて″見込み″にすぎないのにと思ったので
 ☆テレビに出る専門家は、「まだわかりません」などと言うと

 *次から番組に呼んでもらえなくなるので

 *うまく語尾を調整しながら、視聴者が納得しそうな情報を伝えていた

 ☆アルコール消毒やマスクに

 *どれだけの予防効果があるのかのエビデンスはありません

 *マスクでの予防は、いくら飛沫のシミュレーションをしても

 *エビデンスにはなりません
 ☆仮に公正で信頼に足るエビデンスが出たとしても

 *それはあくまで統計上のデータで

 *個人に当てはまるかどうかはまた別問題です

 ☆何を信じたらいいのか

 *それが取りも直さず、安心への渇望です

 *答えを求める気持ちが

 *フェイクニュースやSNSの情報を含め

 *巷に玉石混活の情報があふれる素地となり

 *人々を惑わす
 ☆新型コロナのみならず、老いや死に関するきれい事情報も同様

 *安心への渇望に取り入った楽観的すぎる発言等が

 *人々を油断させ、上手な最期への準備を怠らせている

⛳求めない力
 ☆「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉

 *「答えの出ない事態に耐える力」
 ☆「どうにも対処しようのない事態に耐える能力」

 *性急に証明や理由を求めずに

 *不確実さや不思議さ、懐疑の中にいることができる能力です

 ☆コロナ禍で玉石混滑の情報が氾濫する中で

 *多くの無駄や混乱が引き起こされたとき

 *必要なのは、ネガティブ・ケイパビリティ(求めない力)です

 ☆上手な最期を迎えた人は、「求めない力」の強い人たち

 *あらかじめ自分の死に注文などつけず

 *虚心坦懐にあるがままを受け入れる心構えができている人が多い
 ☆「求めない力」を会得するのは、簡単ではない

 ☆詩人でもある加島祥造氏が出した詩集『求めない』

 *求めない―すると
  いまじゅうぶんに持らていると気づく
 *求めない―すると
  求めた時、見えなかったものが見えてくる
 *求めない―すると
  命の求めているのは別のものだと知る
 ☆筆者はこの詩集を読むたびに

 *穏やかな気持ちになり

 *死を受け入れることも悪くないと思えてきます

                        (敬称略)
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⛳出典、『人はどう死ぬのか』

 

『安心への渇望』『ネガティブ・ケイパビリティ』

(ネットより画像引用)