『ピンピンコロリ』『達人・富士氏最期とメディア』 | けいきちゃんのブログ

🌸不愉快な事実は伝えないメディア2

 

 ☆文字ばかりで恐縮ですが

 *医師側から見た『看取り』の内容なので

 ☆何か『人間のライフクロック』を感じさせられます


「ピンピンコロリ」を実践するには
 ☆「ピンピンコロリ」とは

 *ピンピンと元気に老いて

 *死ぬときは寝つかずコロリと逝こうという意味の標語

 ☆平均寿命と健康寿命の差をなくす運動

 *「平均寿命」は今年生まれた赤ん坊の推定余命

 *今生きている人の寿命平均ではない
 ☆出版本は「ピンピン元気に老いる秘訣」が中心

 *「コロリと逝く方法」については、どの本も触れていない

 *それは片手落ちだし、ズルイことのように感じた
 ☆若いときから健康に注意して

 *節制しながら生活していれ

 *内臓が丈夫な分、コロリとは死ねません

 ☆コロリと死ぬのは

 *若いうちから不摂生をしてきた人です

 *ヘビースモーカーで、毎晩酒を飲み

 *カロリーオーバーで肥満等の人で

 *ストレスいっぱいの生活で、睡眠不足、運動不足等で

 *脳梗塞や脳卒中でコロリと死ぬのです

 ☆健康増進に努めてきた人はなかなか死ねない

 *ピンピンダラダラ・ヨロヨロヘトヘトになってしまう

 *医療にかかったら、簡単には死なせてもらえない

 *さまざまな老いの苦しみを抱えたまま、人生の最後をすごす
 ☆筆者は高齢者医療の現場の印象として

 *死ぬよりましと、死んだほうがましの差は、それほどないと感じる

達人の最期―富士正晴氏の場合
 ☆「ピンピンコロリ」ではありませんが

 ☆筆者が達人の死だと感心したのは

 *作家の富士正晴氏の最期です

 ☆富士氏は歯が抜けても入れ歯などはせず

 *食事も構わず、酒も好き放題に飲むという生活

 *当時から亡くなる前の点滴などは不要と

 *公言する進歩的な考えの持ち主でした
 ☆富士氏が亡くなったのは74歳の誕生日前

 *夫人が入院していたため独り暮らしで
 ☆筆者も亡くなる5日前に訪問しましたが、元気との印象でした

 *亡くなったという連絡を受けたときには、びっくりしました

 *病院にはかかっていなかつたので、死因は不明です

 *血液検査や血圧測定さえもしていなかった

 *富士氏がどんな体調だったのかはだれにもわかりません

 ☆急性心不全だろうということになり

 *警察沙汰にはならず、行政解剖も行われませんでした
 ☆通夜と聞いて驚いたのは編集者だった
 *前夜に富士氏と電話で話し、打ち合わせを兼ねて

 *いっしょに飲もうという話になったの

 *翌日に飲む約束をして、寝たまま死ぬ

 *こんな楽で気持ちのいい死に方が、ほかにあるでしょうか
 ☆翌日、新聞はいっせいに富士氏の死亡を大きく伝えました

 *死を悼む記事ばかりで、死に様の見事さを讃える記事は皆無

 *そんな記事を載せると、不謹慎だ、失礼だ、死を肯定するのか

 *富士氏がいちばん嫌った欺瞞的な批判が殺到するからでしょう

 ☆メディアはほんとうに批判に弱い
 ☆富士氏がこの見事な最期を迎えたのは

 *生きることに執着しなかったからだと思われます

 *妙な言い方ですが、病院に近づかなかったおかげでしょう

 ☆長生きを求めて病院にかかると

 *治してもらえる病気もある代わりに

 *何度も病院に通わされ、いろいろ検査を受けさせられ

 *不具合を見つけられ

 *その治療のためにまた病院からは解放されず

 *不安と心配と面倒な毎日が続く危険性が高いでしょう
 ☆病院にかかっても、死ぬときは死にます

 *医療は死に対して無力です

 *それなら自分の寿命を受け入れ

 *好き放題に残り時間をすごしたほうが

 *よほど気楽と思うのは筆者だけでしょうか

                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『人はどう死ぬのか』

 

 

 

 

                        (冨士正晴氏)

『ピンピンコロリ』『達人・富士氏最期とメディア』

(ネットより画像引用)