『ウイッチドクター』『ブラックマジック』『人の死に時期』 | けいきちゃんのブログ

🌸海外の“死''見聞録5

 

 ☆文字ばかりで恐縮ですが

 *医師側から見た『看取り』の内容なので

 ☆何か『人間のライフクロック』を感じさせられます


⛳呪術医が知る死に時
 ☆医療が十分に行き渡っていないパプアニューギニアの地方

 *ウイッチドクターと呼ばれる呪術医が現場の医療を担っていた
 ☆ウイッチドクターの治療

 *その病気がブラックマジックによるものかを見分ける

 *ブラックマジックは広く信じられている

 *ブラックマジックは、人を呪い殺したり、病気にさせたりする
 ☆例、だれかが破傷風になったとき

 *原因が破傷風菌であることを知らずに

 *彼らは破傷風菌の存在を知った上でそう言う

 *破傷風菌のいるような場所に相手を行かせ

 *そこで怪我をさせるように仕向けたのがブラックマジックだという
 ☆我々だって得体の知れない

 *何かに操られているかのように行動することもある

 *フロイトはそれを無意識、ドーキンスは利己的遺伝子だと言う

 *それを、多くの人は単に”偶然″と呼んでいるだけではなのでは


⛳筆者はウイッチドクターの治療を見学させてもらう
 ☆患者は打撲による肘の痛みがずっと取れない青年
 *青年の肘を診察したあと、ウイッチドクタ先祖伝来の本片を取り出し

 *その上にカップに入れた水を載せ、手振りを加えて水と対話する
 *痛みの原因はブラックマジックによるものではなく

 *悪い血が溜まっているせいだから、それを吸い出せばよいとの診断

 *ドクターは青年の肘に口を当て

 *強烈に皮膚を吸い赤い液体を吐き出しました
 *周囲に集まっていた村人たちが、「おおっ」と声をあげた

 *赤い液は、おそらくそれまで口に含んでいた

 *ビンロウジユの実で色づいた唾液だと思う
 *明日には痛みは消えているはずだとドクターは言う

 *実際、青年は翌朝、痛みが消えたと言う

 

ウイッチドクターの治療

 ☆まやかしかプラセボ効果高いと思われる

 *患者さんにすれば症状が改善すれば文句はないでしょう
 ☆ウイッチドクターは、さまざまな小道具とパフォーマンスで

 *村人の信頼を勝ち得ていたようでした

 ☆その信頼は、日本人の患者さんが現代医療に寄せる信頼と

 *心理的なメカニズムは同じでは

 *日本の患者さんが聴診器の診察を信じたり

 *作用機序を知らず、ワクチンをありがたがったりするのと大差無い

 ☆筆者は、ウィッチドクターに帰る間際の訊ねた
 *①自分が病気になったら、誰にもらうのですか
 *このあたりにはロクな医者がいないから、病気になったら死ぬまでだ
 *②自分が死ぬときはわかりますか
 *それはわかる。歯が抜け、目が見えなくなって

 *脚が弱って歩けなくなったら、それが死ぬときだ
 ☆ウィッチドクターのなんと自然で当たり前な答え

 *筆者はある種の感動さえ覚えました

 *日本人で歯が抜けたり、目が見えなくなったり

 *脚が弱ったら死ぬときだなどと考える人がいるでしょうか
 *歯が抜ければ入れ歯、白内障になれば人工レンズ

 *脚が弱ったらリハビリと、老いや死をどこまでも拒み続けることに

 *根本的な疑問を突きつけられたような気がしました

                       (敬称略)
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⛳出典、『人はどう死ぬのか』

 

 

                  (ウイッチドクター)

                 (ブラックマジック)

『ウイッチドクター』『ブラックマジック』『人の死に時期』

 (ネットより画像引用)