『シュルレアリスム』『シャーマン・ダンサー=解離』『不幸も生きる力にする脳』 | けいきちゃんのブログ

🌸擬死と芸術表現3


⛳詩人とシャーマン
 ☆詩人アンドレ・ブルトンは述べた

 *シュルレアリスム(超現実主義)とは解離症と同様

 *脳神経機構を利用した芸術表現であると

 *これは他の詩人の創作にもあてはまる
 *私自身、詩を書く時は言葉が降りてくるのを待つだけで

 *後からその間のことをよく思いだせない

 *自作の詩に対して私自身が行なえるのは

 *解釈を加えることだけなのだが、とでも楽しい

 ☆文化としての「憑依」や「トランス」

 *地域によって偏りがある

 *インドやアフリカでは疾患としての認識よりも

 *シャーマニズムの一環として捉えられている

 ☆シャーマンの憑依やトランスも疾患としての解離症と同じく

 *心的外傷歴が要因となることから、本質的には同じ現象であり

 *治療対象とすべきとの調査があり、それはある部分では正しいと思う


⛳ダンサーたちを動かす「解離」
 ☆解離を高次脳機能として利用する表現活動には詩のほかに

 *役者たちが役になりきる時の「演技」がある
 ☆文化や宗教儀式でみられる憑依やトランスでは

 *そうした状態をもたらすためにスーフィー舞踊や仏教の踊念仏のように

 *踊りが用いられることは多い

 ☆俳優のみならず、ダンサーたちも表現に解離を利用している

 *ダンサーを対象にしたこの調査では、3割弱に解離が見られた
 ☆解離がこうした時に起きることはこれまであまり認識されておらず

 *健全でポジティブな「フロー体験」のほうが想定されてきた
 ☆フロー体験とは

 *スポーツや芸術活動などに没頭している時に感じる楽しさや喜びの体験

 *しかし、解離とフローはまた別のものなのだ

 ☆観客はダンサーや役者の解離に

 *常人が至らない芸術性への到達を感じ、喝采を浴びせる

 *しかし演者は一人一人虚無の中で、自己を置き去りにして

 *その境地に達しているのだ

 ☆解離を利用しているとすれば

 *演じ続けるのは抗うつ作用がある

 *彼らから演じる機会が奪われたらどうなるだろうか

 ☆観客がいなくとも没頭できる

 *絵画や詩や瞑想などを、利用して日々、健康に過ごしてほしいと思う

不幸をも生きる力にする人間の脳
 ☆一般的に、アーティストには、うつ病や依存症、自殺企図などの

 *精神疾患が多いことが知られている

 *それは「逆境的小児期体験」が多いためだとする論文もある

 ☆虐待やネグレクト、両親離婚後の揉め事などの不幸な生い立ちは

 *逆境的小児期体験のある子どもたちの将来

 *慢性疾患やがんへの罹患率が高く

 *うつ病や自殺企図、依存症や薬物乱用の発症率も高い

 *教育・雇用・収入の面で不利であるなど

 *「人生の末路」を意味するような事柄ばかりである
 ☆解離能力は外傷性解離のような環境要因のみならず

 *素質も関与することは知られている
 ☆解離が表現活動の芸術性を高めるとすると

 *逆境的小児期体験は芸術表現の能力を増強する可能性がある
 *機能不全家族に生まれたり、戦火の只中で産声を上げたり

 *不連にもいじめや虐待に遭い、悲惨な幼少期や思春期を過ごしても

 *それさえも力にする方法を人間の脳が持っている

                        (敬称略)
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⛳出典、『死の医学』

 

 

 

 

 

『シュルレアリスム』『シャーマン・ダンサー=解離』

『不幸も生きる力にする脳』

(ネットより画像引用)