『ゾウは長命』『サメの性成熟期間』『体は「遺伝子の乗り物」』 | けいきちゃんのブログ

🌸代謝量と時間の重み、寿命の長さ


 ☆時計が刻む「物理的時間」と異なる

 *ゾウにはゾウの、ネズミにはネズミの「生理的時間」がある

 *種によって時間の流れの速さが異なる
 ☆「時間」の比較、代謝量に関わる体温、体重が異なる動物では複雑

 *ネズミの時間の″濃度″は、ニシオンデンザメに比べて350倍も濃い

 *ネズミの1日は、ニシオンデンザメの1年に相当する重みがある

 *ネズミはせかせか、ニシオンデンザメはゆったり生きている

 

体が大きく脈拍がゆっくりなゾウは長命
 ☆哺乳類では、体の大きい動物ほど寿命が長く、小さいほど短命

 *生きものが一定時間に消費するエネルギーの量(代謝量)が違う

 ☆代謝量は、体重と体温の2つの要素で決まる
 *体重1Kg当たりの代謝量、体重が増えるに従って減っていく

 ☆「哺乳類の寿命と代謝量の関係」
 *体が大きい動物が長寿、G当たりの代謝量が低い傾向にある

 *代謝量は血液によって運ばれる酸素の消費量でもある

 *体が大きく脈拍がゆっくりなゾウは長命

 

ニシオンデンザメは性成熟まで150年
 ☆体温が同じなら、体の大きな動物ほど、性成熟までの時間が長い

 *哺乳類では、性成熟年齢と寿命の長さに相関が見られる

 *体重が10倍になるごとに性成熟年齢も寿命も約2倍ずつ増える

 ☆体温が高いほど代謝量は上がり、低いほど下がる
 ☆ニシオンデンザメ

 *体温は0度ほどで、代謝量はきわめて低い

 *性成熟するまでに約150年もかかり、寿命も400年に及ぶ

 ☆動物が持つ1日、1年という一定時間の重み

 *世代時間や寿命とは逆に体重が増えるほど、体温が低いほど薄くなる

長い「子どもの1日」
 ☆「子どもの頃の1日は長かった」く「大人になると1日が短く感じる」

 *誰もがそう感じている理由は、代謝量の変化である
 *体温が共通しているヒト同士の代謝量の比較は体重の違い

 ☆25キロの子どもと65キロの大人を比較すると

 *時間の濃度は子どものほうが1,3倍も濃い

 ☆高齢者が歳月の流れをより速く感じるのは

 *加齢に伴い代謝量が落ちて

 *一定時間の濃度が減ることが、要因の1つだ
 ☆哺乳類ではどの動物でも、 一生の間に心臓は20億回打つ

 *もし心臓の拍動を時計として考えるならば

 *ゾウもネズミもまったく同じ長さだけ生きて死ぬことになる
 ☆寿命の長さを、生理的時間で捉えると実に複雑だ

コラム

 ☆ネズミとワシ、夕カの生きものたちの寿命の違い

 ☆生物は、子孫を多く残すように進化する

 *猛禽類などに捕獲される危険にさらされているネズミ

 *速いペースで繁殖する必要がある早熟、多産で、早く死亡する

 *進化の過程で長い間、体を維持する仕組みは形成されなかった
 ☆生態系の頂点にいる猛禽類

 *ゆっくり子づくりをして長生きするように進化した
 ☆「生物は、自分の持つ時間の間」に子づくりをしなければならない

 *遺伝子には、もちろん人格などはない

 *遺伝情報を次世代に伝えた後は死ぬとなる

 *体は「遺伝子の乗り物」であり「使い捨て」との見方も

                        (敬称略)

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⛳出典、『老化と寿命の謎』

 

 

 

『ゾウは長命』『サメの性成熟期間』『体は「遺伝子の乗り物」』

(『老化と寿命の謎』記事、ネットより画像引用)