「呼吸停止(肺循環)」「心臓停止(刺激伝道システム)」「人間の体温の限界」 | けいきちゃんのブログ

🌸生と死の境界線1

 

⛳呼吸停止の限界は
 (理論上の限界は8分)


 ☆息苦しくなってしまう理由

 *人間の体には、酸素を蓄える場所も力もないからだ

 *鼻から吸い込まれた空気は、気管支を通り、肺組織の肺胞に入る

 *肺胞では空気と毛細血管の血液との間で

 *酸素と二酸化炭素のガス交換が行なわれる
 ☆呼吸を停止すると酸素を体内に取り入れることができず

 *酸欠状態になり、肺循環が止まる
 ☆静脈血と動脈血は循環しているのだが

 *静脈血は圧力が弱いので、息を止めるとその流れは止まる
 *呼吸を止めると、顔が真っ赤になるのは脳が充血するからである
 *脳に充血がきて、ガス交換ができなくなり

 *神経細胞がダメージを受け、徐々に意識を失っていき

 *8分間も酸欠が続くと、脳死の状態になってしまう

 ☆脳の血流が4分間、完全に停止したとすれば

 *神経細胞はダメージを受け、神経細胞には再生能力がないので

 *脳死状態に陥り、生への復活はまずないといわれている

心臓停止は何分なら大丈夫
 (電気ショックは心臓が完全に止まる前にすれば有効)


 ☆死に瀕していて脈拍がハッキリととれなくなっても

 *心臓が完全に止まるということは少なく、実際には、心臓は動いている

 *細かく震えて動いていており、痙攣状態にある

 ☆その場合、強心剤を注射したり、電気ショックを行なえば

 *再び動き出すこともある

 ☆心臓の鼓動がほとんどないという状態が5、6分続けば

 *脳の神経細胞は壊れてしまうので、後遺症は確実に残る

 ☆心筋の中に刺激伝導系というシステムが組み込まれており、
 *人間の血液と同じ塩分濃度の液体(生理食塩水)入れておけば

 *30分くらいは自力で動いており、心臓移植はその間に行なう

 ☆完全に死んで、長く心臓が止まった人から移植しても動かないが

 *提供者が脳死の状態のときに素早く移植すれば
 *動き続けることができる

 *それが心臓に組み込まれた刺激伝導系システムである

人間の体温の限界は

 (水銀体温計が42度までしかない理由)

 

 ☆健康な人の平熱は、36度前後から37度以下である

 ☆体温の上昇だが、41度の高熱になると

 *体細胞の障害、局所性出血、実質変性を起こし

 *昏睡状態や意識障害となり、43度が数時間続くと死亡する
 ☆43度は、人間が生きていられる最高の体温である理由

 (高熱のマラリアに冒されたとしても、そこまでしか上がらない)

 *人間の体の各部が、タンパク質で構成されているからだ

 *タンパク質は43度になると、熱で凝固してしまう

 *一度固まってしまったタンパク質も元には戻らない

  ((ゆで卵が決して元の生卵に戻らないように)
 *水銀体温計が43度までしか目盛りがなかったのは、そのためだ

 ☆体温の低下

 *体温が平熱から4、5度下がってくると、死の危険が追ってくる
 *35度を下回ると筋肉が硬直を始め

 *33度以下になると血液循環が悪くなって

 *脳に十分な酸素が届かない酸欠状態を起こし

 *意識混濁や血圧低下が始まる
 *体温が30度以下になると昏睡状態に陥いる

 *27度で瞳孔反射がなくなり、28度より下がれば

 *死ぬ確率が高くなる凍死である

                        (敬称略)

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「呼吸停止」「心臓停止」「人間の体温の限界」

(『人はこんなことで死んでしまうのか』記事、ネットより画像引用)