「森鴎外」「津田左右吉の苦衷」「かのやうに」 | けいきちゃんのブログ

🌸森鴎外と津田左右吉の苦衷1

皇室を冒涜する文書
 ☆津田左右吉、岩波に対する出版法違反被告事件の公判

 *東京刑事地方裁判所の第四号法廷で開かれた

 *裁判は、国民のだれも知り得ないところで秘密裡に進められる
 ☆被告人の津田と岩波が置かれた立場

 *どれほど恐ろしいものであったか

 *知らない人にはいくら説明しても実感はしてもらえない

 

「修身」は、当時の最重要科目であった

 ☆天照大神は、日神とも申しあげ、天皇陛下の御祀先

 *従察の高い紳様で伊勢の内宮、この天照大神を祀るお宮である
 *世界には、多くの國があるが、神様の御ちすぢをおうけた

 *天皇陛下がおをさめになり、かぎりなくさかえて行く國は

 *日本のほかにはない

 ☆日本は、遠い昔、紳様が國をおはじめになったみ心にしたがって

 *世界の人々を正しくみちびかうとしている
 *私たちのおとうさん、にいさんみんな勇ましくたたかっている
 *戦場に出ない人も、みんな力をあはせ

 *心を一つにして、國をまもらなければならない時です
 *正しいことのおこなはれるやうにするのが、日本人のつとめです

 ☆私たちは、日本國に生まれたことをよくわきまへて

 *心をりっぱにみがかなければならない

 ☆強いたくましい日本国民になって

 *お國のためにはたらくことができるやうに

 *しっかリベんきゃうすることがたいせつ

神話に直結する歴史
 ☆「初等科國史上」での国の成立ちでの国土の譲受

 *天皇陛下の御祖先天照大神は、高天原におられて

 *稲麦など五穀を植え、蚕を飼い糸をつむぎ布を織ることを教えられた

 *私たちは「天の岩屋」のお話等にも、大神の尊い御徳と

 *深いお恵みを仰ぐことができる
 *大神は、大八洲を安らかな国になさろうと

 *ご子孫をこの国土にお降しになることを考えた

 *出雲地方が勢いが最もさかんであるところから

 *御使いをつかわされて、君臣の分を示された
 *国土の奉還をおさとしになられ、大国主神は、その仰せに従われた

 *大神はその真心をおほめになり、りっばな御殿をお造らせになった

 *これが出雲大社の起源である
 ☆「初等科國史上」で皇孫のお降りになる日

 *大神は御孫瓊瓊杵尊の豊葦原の千五百秋の瑞穂の國

 *是れ吾が子孫の王たるべき地なりとおごそかにおおせられた

 ☆「初等科國史上」で、大神は三種の神器を皇位の御じるしとした

 *万世一系の天皇をいただき、天地とともにきわみなく栄えるわが国

 ☆「初等科國史上」の瓊瓊杵尊は

 *御かどでの御姿もけだかく、大神においとまごいをした

 *天上の雲をかき分けながら、日向の高千穂の峯にお降りになられた


⛳天孫降臨の神話に直結する日本の歴史

 ☆模範的な地方の少国民の筆者

 *高天原とは空中のいったいどのヘんにあるのかと

 *内心漠然とした疑問は抱きながらも

 *天孫降臨の神話に直結する日本の歴史を

 *ほぼ教えられた通りに信じて育った
 *教育に縁がなかった一般の庶民も、そういう人が大多数であった

 ☆視野が世界に向かって開かれていた知識層
 *その複雑に鬱屈していた心理と苦衷を

 *しごく曖味にしてかつ明晰に説き明かすのが

 *森鴎外の小説『かのやうに』である

                       (敬称略)

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「森鴎外」「津田左右吉の苦衷」「かのやうに」

(「古事記」の真実より画像引用)