🌸日蓮宗宗祖ー日蓮
☆度重なる法難を乗り越え命がけの布教を続けた革命児
⛳日蓮『法華経』との運命の出逢い
☆日本の仏教宗派の宗祖のなかで
*日蓮ほど過激な布教活動を行なった仏教者はいない
*日蓮他宗派から何度も迫害され、幕府からは配流処分を受けた
☆日蓮は、末法の世の人々を救うためにと、『法華経』に生涯をかけた
*比叡山で『法華経』に出逢い
*『法華経』こそが人々を救い国家社会を安泰にする力をもつ
*仏法の真髄であることを確信した
☆日蓮は、弟子や信徒の前で
*『法華経』以外に救いの道はないことを命がけで説き続けた
*念仏を称える浄土信仰や禅宗が広まっていることを批判し
*他宗もみな『法華経』に帰依すべきだと訴えた
⛳激化する日蓮への迫害
☆執権・北条時頼に『立正安国論』を献上
*『立正安国論』国家安泰のために浄土信仰を廃して
*『法華経』を信じるべきだと主張すると訴えた
*又、浄土信仰を続ければ、大地震などの自然災害だけでなく
*国の内外で必ず戦乱が起こると予言した
*幕府はこれに耳を貸さなかった
☆日蓮に批判された念仏信者に日蓮は草庵を襲撃される
*それでも怯むことなく布教活動を続けたため
☆日蓮は、幕府に捕えられて斬首の刑を言い渡された
*日蓮は刑場に引き立てられた
*首の座に日蓮が据えられたとき、不思議な天変が起こる
*突然、流星のような輝く物体が飛んできて、斬首取りやめとなった
☆日蓮はその後、佐渡への配流となる
*その後、日蓮は流罪を解かれて鎌倉に戻る
*身延山に籠もったが健康を害して次第に衰弱した
*病気療養のため常陸へ向かうべく身延を発ち
*途中、武蔵池上(東京都)の地で高弟に後事を託して没した
⛳日蓮死後の日蓮宗
☆霊験功徳への信仰が新宗教を生む
☆日蓮は没する前に弟子6人を本弟子と定めた
*6人を六老僧としたが、内部対立が起こり5門流に分裂した
*その後『法華経』の解釈り違いなどから
*多くの問流に分裂していった
☆昭和になると、「創価学会」「立正佼成会」「霊友会」など
*在家教団が相次いでつくられた
*これらの宗派は、病気や生活苦なども克服する『法華経』の現世利益
*霊験功徳が多くの在家信者に受け入れられ
*信じられたことによる
(敬称略)
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⛳出典、『比べてわかる!日本の仏教宗派』
『日蓮宗』『法華経』『分裂』『現世利益』
(『比べてわかる!日本の仏教宗派』記事より画像引用)