生物の「交尾・雄雌の産み分け・子育て」「口内保育」 | けいきちゃんのブログ

🌸動物の行動を支える本能2

 

 ☆動物は生涯のいろいろな段階で

 *それ以前に経験したことがない行動を迫られる

 ☆本能はそのたびに無類の力を発揮し、動物を支えている

 ☆本能なくして動物の生きるため、生殖するための行動は成り立たない


⛳動物の親に求められる仕事
 ☆交尾後にもオスとメスに未経験の仕事がある

 *特にメスには産卵や出産の大仕事が控えている

 ☆チョウなどある種のメス

 *自分の子が食べる植物を知っていなければならない

 *他の動物に卵を産み付ける寄生性の動物のメス

 *宿主の動物を熟知し、産卵数も調整しなければならない

 ☆ハチやアリのメス

 *産む子の性を選択し、自分の繁殖に有利になるように

 *オスとメスを産み分ける

 *動物のメスは天賦の知恵を授かっている

 *ミツバチの女王、自分の家族の子孫を産み出す任を負っている

 *息子のオスバチが必要な春~初夏には息子を産む

 *夏季以降ほとんどもっばら娘(メス)だけを産む
 ☆息子と娘の産み分けは、哺乳類でも知られている

 ☆キタオポッサムやアカシカのメス

 *体調がいいときには息子を産む

 *体調のいいメスの十分な庇護のもとに育った子

 *そうでないメスに育てられた子より一般的に大きく頑健に育つ
 *息子は繁殖時にライバルのオスとのメスをめぐる戦いに勝利する

 ☆アカゲザルのメス

 *メスだけから成る母系社会を形成して生活している

 *この社会では社会的順位の高いメスはメスの子多く産む

 *社会的順位の低いメスはオスの子をより多く産む
 *上位のメスの高い地位を引き継ぐのは

 *母系社会ではメスの子だからです

 *メスの子は親の高い地位の恩恵を受けて

 *生存や繁殖がより首尾よく進行する

 *オスの子は生殖年齢に至る前に
 *母親の高い地位と縁切りして集団を出て行く

 *母親の高い地位の特典を活かすことができないので

 ☆口内保育する魚はオスもメスも

 *いかに空腹であっても口内の卵を飲み込むような誤りを犯さない

 

哺乳類では、主に生まれ出た子の保護や給餌メスが単独で行う

 ☆メスは新生児が体温を失わないように抱き込んで保温したり

 *排泄を促すなどの世話のはかに、授乳を単独でこなします

 *すべてはじめての仕事

 ☆本能とはいえ、はじめて経験するこのような子育

 *単独でやり遂げるメスたちの力は、やはり驚きに値する


本能はある少数の動物の、例外的で特殊な行動でない
 ☆広範囲の動物の、 一般的行動でも重要な役割を演じている

 ☆本能なくして動物の生きる、生殖するための行動は成り立たない

 ☆本書では、最初に動物が生きるための餌採り行動の紹介と解説

 *いろいろな動物の、奇策ともいえる特殊な採餌技量を駆使した

 *採餌行動を紹介した後

 *採餌のエネルギー効率を目指す動物の本能に基づく採餌行動を紹介

 ☆次に、動物の生涯の最大の目標である繁殖に関連する本能行動を解説
 *繁殖行動は、動物の本能が最も華やかに躍動する行動ですが

 *その奥深い本能に駆動されて繰り広げられるオスとメスの繁殖行動

 ☆次に、動物の行動の仕組象を分析する

 *本能行動を含む行動は複合形質であることを指摘する
 *それが本能を考えるうえで極めて重要であることを解説

 *またそれに基づいて、動物の行動は

 *基本的に本能が土台になって形成されていることを強調する
 ☆人間は、他の動物と違って、本能むき出しの行動は滅多にない

 *生後間もない人間の新生児の行動のほとんどは本能行動です
 *乳飲みやハイハイ、微笑みや怒りの感情表出行動、生殖関連の行動等

 *人間に見られる本能行動について解説する

                      (敬称略)

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(ネットより画像引用)